慢性腎臓病の原因と自宅で簡単に見分ける方法は?予防するには?

慢性腎臓病 
4/23に放送された「世界一受けたい授業」で、私自身が気になる内容がありましたので、覚えのために記録と自分自身で調べて分かったこともプラスして書いておきたいと思います。

今回は「CKD(慢性腎臓病)」という病気がテーマだったのですが、日本人の死因トップ3が腎臓が原因とのことなので、決して他人事ではなく、多くの人が発症するリスクを抱えている病気ですので、最後まで是非ご覧下さいね。

ちなみに、この病気はある程度、自分でも簡単に検査してチェック出来る方法がありますので、そのこともお伝えしたいと思います。

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CKDつまり慢性腎臓病の症状とその危険とは?

 

CKD(慢性腎臓病)という病気について、今まで聞かれたことがあるでしょうか?

実は、CKDは1つの病気を表す病名でなく、腎機能が慢性的に低下している状態を指す総称です。

血液検査や尿検査などによって、腎機能の低下や尿たんぱくなどが3ヵ月以上にわたって確認されると、CKDと診断されます。

そのため、慢性糸球体腎炎や腎硬化症、糖尿病性腎症など、慢性的に経過する腎臓病がCKDの原因となります。

出典:全国健康保険協会HP

簡単に言ってしまえば、腎臓の病気ということなのですが、そもそも腎臓にはどのように働きがあるのかご存知でしょうか?

腎臓は体内の丁度、腰の辺りに2個あって、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器です。

腎臓は1個が150gほどの小さな臓器なのですが、心臓から送り出される血液の20%以上が流れており、毎日200ℓもの血液をろ過して綺麗にしたり、余分な水分は老廃物などをを尿として体外に排泄する働きがあります。

その他にも、体液の量や浸透圧・血圧の調整を行ったり、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルや酸性・アルカリ性のバランスを保つことに寄って血液の弱酸性かを防いだり、さらには血液を作るホルモンを分泌する、骨を健康に保つ、といった多くの働きがあります。

腎臓の働きを簡単にまとめると、以下になります。

腎臓の働き

1.血液をろ過して、老廃物や塩分を尿として体外に排出する

2.塩分と水分の排出量をコントロールし血圧を調整

3. 血液を作るホルモンを分泌する

4.体内の体液量やイオンバランスを調節、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割を担う

5.強い骨を作る

腎臓のおかげで、血液が綺麗に保たれたり、作られたり、むくみなどが起こりにくくなっていることが分かります。

そしてCKD(慢性腎臓病)とは、腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%以下に低下する(GFRが60mℓ/分/1.73㎡未満)か、あるいはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が続く状態を言います。

年をとると腎機能は低下していきますから、高齢者になるほどCKDが多くなります。

高血圧、糖尿病、コレステロールや中性脂肪が高い(脂質代謝異常)、肥満やメタボリックシンドローム、腎臓病、家族に腎臓病の人がいる場合は要注意です。

さらにCKDは、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患の重大な危険因子になっています。
出典:日本慢性腎臓病対策協議会HP

成人の8人に1人が患っており、日本人の死因トップ3の病気は全て腎臓が関係していると言われていますから、本当に他人事ではない病気なのです。

もし腎臓機能が弱ってしまうと、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが3倍になり、免疫力も低下してがんや肺炎などの発症リスクも高くなってしまいます。

しかもCKD(慢性腎臓病)の初期には、ほとんど自覚症状がありません。

貧血、疲労感、むくみなどの症状が現れたときには、病気がかなり進行している可能性もあります。

なので定期的な健康診断が大事だといえます。

 

ckdつまり慢性腎臓病になる原因とは?

 

自分自身がどうして慢性腎臓病になるのか、その原因が気になって調べたので、そのことも付け加えておきますね。

慢性腎臓病(CKD)の原因となる危険因子は、以下になります。

・高血圧

・糖尿病

・脂質異常症

・肥満

・喫煙

・多量の飲酒

・運動不足

・ストレス

上記は、生活習慣病とも関係が深く、近年では、CKDは生活習慣病の1つとして扱われるようになっています。

つまり、CKDの発症や進行を抑えるためには、まずは生活習慣を改善することが大切なのです。

続く見出しで書くので簡単にポイントだけ、記しておきますね。

生活習慣改善のポイント

・喫煙者は今すぐ禁煙を実行する
・飲酒は適量を守る
・塩分を控える
・適度な運動を習慣にする
・ストレスを上手に解消する

出典:全国健康保険協会HP

上記を意識して、生活習慣を腎臓に負担のかかりにくいものに変えていきましょう。

腎臓の働きを分かりやすく簡単に例えるならば、水道の蛇口に取り付ける浄水器に例えられるかと思います。

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この浄水器に綺麗な水を流せば、ろ過するのもそんなに大変ではないですし、浄水器のカートリッジも汚れにくく長く使えます。

でも、浄水器に流す水が泥水だったり、もっとドロドロのポタージュスープのようなものを流したとしたらどうなるでしょうか?

ろ過するカートリッジは直ぐに汚れてしまいますし、詰まってしまってろ過できなくなって、最悪、直ぐに新しいカートリッジに取り替えないといけなくなってしまいます。

腎臓も、ろ過する血液が綺麗な状態ならば、負担も殆どないのですが、血液に老廃物が大量に混ざっていたり、タンパク質が多いと負担も大きいですし、あまりに負担が多すぎると、ろ過する限界を超えてしまうかもしれません。

負担の大きい状態が長期間になると、腎機能が低下して、最悪、働かなくなってしまいます。

腎臓病の恐ろしいところは、慢性化した腎臓病の行き着く先が「慢性腎不全」で、腎機能の低下が著しく、進行を止められない場合には、人工透析や腎移植が必要にまでなってしまうということ。

水道の浄水器は、カートリッジを変えれば済むのですが、腎臓は浄水器よりももっと複雑な働きがありますし、取り換えがきかないということを忘れないようにする必要があります。

 

ckdつまり慢性腎臓病を自宅で簡単に見分ける方法とは?

 

CKD(慢性腎臓病)を見分けるには、何を見れば分かるのでしょうか?

さきほど少し触れましたが、腎臓は毎日約150Lの血液をろ過しているのでもしその機能が停止すると、血液中の老廃物が取り除けなくなることで全身に悪い血液が流れてしまい、様々な病気に発展してしまいます。

また、ほとんど痛みが出ないので発症しても気付きにくく、突然死をする危険性もあるのです。

「痛みが出ないのなら自力での発見は不可能なのでは?」とお考えの人もいるかと思いますが、CKDは痛みによるサインを発見するのが難しい反面、自宅で簡単に見分ける方法がいくつかあります。

以下、CKDを見分ける方法です。

①尿をチェックする

→排尿の際に、シャボン玉のような大きくふんわりした泡が10秒~20秒経過しても消えない場合は、CKDを発症しているかもしれないので要注意です。

②足がむくんでいないかチェックする

→体の水分を尿として上手く排泄できていない証拠ですので、寝起きにも関わらず足がむくんでいるという人も要注意です。

指で足の骨の上を10秒ほど押して、へこみがなかなか戻らなければ、足がむくんでいると判断して下さい。

③BMIをチェックする

→CKDは、生活習慣病に大きく関係しています。

太り過ぎな人だけでなく、痩せ過ぎな人も慢性腎臓病にかかりやすいので、「細身の自分には関係ない」と油断していると人も、もしかしたらCKDかもしれません。

BMIは体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で求められます。

数値が25以上30未満であればCKDにかかっている確率は極めて低いでしょう。

こちらのサイトでは、年齢、性別、血清クレアチニン値(健康診断や病院で検査結果の数値)を入力して、結果を見るをクリックして、あなたの腎臓の働きを簡単にチェック出来るので気になる方はチェックしてみるといいです。

出典:日本慢性腎臓病対策協議会HP 腎機能をチェックしましょう(GFR値の自動換算)

 

ckdつまり慢性腎臓病にならないために出来る予防方法とは?

 

CKDは、小さな頃から塩分の多い食事を繰り返し摂り続けることでリスクが高まっていきます。

1日の適切な塩分の摂取量は、男性が8g、女性は7gほどです。

しかし、日本人の塩分摂取量は平均12.3gと、およそ1.5倍も余分に摂っているとされています。

外食などで食事を済ませていると、塩分摂取量の把握が難しくなりがちです。

日々の食生活が乱れ気味という人は、まずは1日1食でいいので自分でしっかり栄養のバランスを計算した食事を作ることをお勧めします。

食事で気をつける点としては、塩分とともに、暴飲暴食をしない、タンパク質を控えめにするのも必要です。

ストレスも影響するので、仕事や人間関係で悩み過ぎないのも大事かもしれません。

働き過ぎない、頑張り過ぎない、なんでもほどほどにするとストレスも軽くて済むかと思います。

慢性腎臓病以外の他の病気にもかからないように気をつけることも、腎臓にかかる負担を減らすためには必要です。

上記のことは、どの病気でも大事なことなのですけどね。

更に出来ることとして、CKDの予防には、血圧の管理と尿検査が重要になります。

家庭血圧計や尿試験紙など、お店でも通販でも手軽に手に入りますし、家庭用血圧計なら数千円、尿試験紙は数百円くらいの購入費用で済むので、健康への投資だと思って購入費用して定期的にチェックするのをおすすめします。

病気になったら、それこそお金には変えられないですからね。

尿試験紙は、トイレに流せるものもあります。

ただ、簡単に自宅で調べることは出来ますが、健康診断など病院で定期的に検査することも大事です。

腎臓は、症状が出た頃には手遅れの場合も多いので、出来るだけ早く見つける為には、定期的な健康診断を欠かさないようにしましょう。

 

まとめ

 

腎臓病なんて年齢的に考えても自分には縁遠い病気だと思っていましたが、今日の授業を見たらそうも言っていられなくなりました。

この病気は太り過ぎの人だけでなく、痩せ過ぎの人もかかりやすいということなので、太っているか痩せているかにかかわりなく、これからは危機感をしっかり持って普段の食事、その他に気を遣っていきましょう。

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