SIAM SHADE最後のライブ20周年10月20日武道館に行ってきた感想!

20th Anniversary year 2015-2016「FINAL ROAD LAST SANCTUARY」と名を打って行われたライブをもって、10月20日、SIAM SHADEはその活動を完結しました。

ミュージシャンが一度は立ちたいステージとも言われ、14年前に解散ライブを行うなど節目においてそのステージに何度も立ってきたSIAM SHADE。

「ロックの聖地(SANCTUARY)」と呼ばれている日本武道館は、まさにデビュー20周年を迎えた最後の日に相応しい場所であったと言えるでしょう。

SIAM SHADEの歴史を振り返りながら、SIAM SHADEの魅力やラストライブに行ってきた私の感想をお伝えしたいと思います。

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SIAM SHADE最後のライブ武道館に行ってきた感想

 

開演時間より5分ほど遅れて会場に響き渡ったのは、定番の登場SE「LIGHT FOR CLOSED YOUR EYES」。

メンバーがゆっくりと定位置に着き、湧き上がる歓声が場内を包み込みました。

1曲目は「DREAMLESS WORLD」、変拍子から始まるイントロは、一瞬にして観客の心をわしづかみにします。

続いてデビューシングル「RAIN」、アルバム曲でも人気の高い「BLOW OUT」と攻め立て、更に加速していく。

この日が最後とは思えないほど、ある意味いつも通りにライブは展開されていきました。

シングルの「NEVER END」「RISK」を織り交ぜながらも、「DEAD SPASE」、「D.D.D」、「BLUE FANG」とかなりマニアックな選曲。

私の前にいた女性はあまり曲を知らない様子で、やはり最後だからという思いでSIAM SHADEのライブを見に来た人も多かったと思います。

しかし、最後だからこそとも読み取れるこの日のセットリストは、新規のファンには少し乗り辛かったかもしれません。

逆に長年見てきたファンにとっては、「そうきたか」、「やっぱりこれだよね」と納得できるセットリストだったのではないでしょうか。

ギターボーカルのKAZUMAがリードボーカルを取る「Over the Rainbow」、ドラムの淳士の見せ場があるインスト曲「Solomon’s Seal」は演奏陣のテクニックを存分に感じられるものでした。

「PRIDE」に続いて「PRAYER」という流れは、2つで1つの楽曲と思わせるほど曲の繋ぎが見事で、SIAM SHADEのライブの見どころのひとつです。

本編最後は「D.Z.I.」「GET A LIFE」というゴリゴリのSIAM SHADE王道ロックで締め括られました。

アンコールの1曲は「Dear...」

SIAM SHADEファンの中では言わずと知れた名曲で、「同じ瞬間(とき)を時代を過ごせる奇跡に少しだけ気付いてくれ」と歌う所では、その言葉が沁みて、それまでしまっていたモノが溢れました。

この日が最後だけれど最後ではない、いつでも側にいると思わせてくれる想いも強く心に響きました。

そしてSIAM SHADEの代表曲、「1/3の純情な感情」も披露。

終盤はそんな明るい曲たちとは一転、「NO CONTROL」「Imagination」とこれまたファンを納得させる定番の流れで、そろそろ終わりが近いことを感じさせます。

これがなくては終われないと言っても過言ではない、「Don’t Tell Lies」のイントロが終わりの始まりの合図。

全部英語の歌詞のこの曲は洋楽のようでもあり、何も語らずともこれがSIAM SHADEだといわんばかりの風格さえ感じられました。

客席との記念撮影の後、締めの言葉を言おうとするDIATAの声を遮るようなアンコール。

その声に応えて、もう一度スタンバイするメンバーの姿に、大歓声が響き渡りました。

しかし、聞こえてきたのはドラムとベースだけ。

少し歌いかけたのですが、曲は中断、ギターが鳴らない原因を探し慌てるスタッフとギターのDAITA。

無事に再開して、みんなで「Draems」を歌い、笑顔でライブは終了。

ギターの音が出なかった原因は、「Don’t Tell Lies」の最後に使われた特効の迫力で、ギターのスピーカーケーブルが全て抜けてしまったということ。

その原因に誰もが驚きましたが、ファンにとっては嬉しいトラブルでした。

最後に、「また勝手にやるかもしれない。それがSIAM SHADEだ!」と言い放ったボーカルの栄喜の言葉に救われた人も多かったのではないでしょうか。

「自分たちが信じた音楽は間違っていなかったと、心から思うことができました。」というDIATAの言葉や、「わがままなSIAM SHADEを支えてくれたスタッフに拍手を送ってください」というリーダーNATCHINの言葉も印象的でした。

「Stell We Go」が流れる中、メンバーとの別れを惜しむ時間も終わり、電光掲示板に映し出された文字は、『ありがとう!SIAM SHADE ありがとう!6人目のメンバー達』。

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6人目のメンバー達というのは、ファンの事を意味しています。

6人目のメンバーでいられたことが、本当に誇りであり、幸せだと感じた1日でした。

セットリスト
出典:LiveFans SIAM SHADE 20th Anniversary year 2015-2016「FINAL ROAD LAST SANCTUARY」

 

SIAM SHADEの解散理由とその魅力に関して

 

ここで簡単にSIAM SHADEの歴史を振り返ってみたいと思います。

1995年10月21日、シングル「RAIN」でメジャーデビューをすると、1997年には6thシングル「1/3の純情な感情」がアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』のエンディングテーマに起用されたことがきっかけで、SIAM SHADEの名前が広く知れ渡りました。

精力的にライブ活動も行い、ヒットチャートには頻繁に名を連ねることはなかったものの、そのテクニカルな演奏と巧妙に作られたロックサウンドに、多くのファンは魅了されていきました。

2001年12月28日、念願だった日本武道館での初ライブを行いましたが、翌年初め、「6人目のメンバーへ」というメッセージと共に、オフィシャルサイトでSIAM SHADE解散の発表。

そして2002年3月10日、聖地、日本武道館において解散。

その後はメンバーそれぞれのソロ活動や、他のミュージシャンのサポート業を行うのなど、現在も各自ミュージシャンとして活躍しています。

2007年11月18日にはSIAM SHADEのマネージャーだった中村新一さんが亡くなったことを受けて一夜限りの復活ライブを、また、2011年10月21日には、さいたまスーパーアリーナで震災復興支援のライブを行うなど、解散後も度々ライブが行われました。

2015年10月、デビュー20周年を迎えるということもあり、それまでは周りの環境に合わせて復活ライブを行ってきましたが、メンバーが「またSIAM SHADEをやりたい」という意思の元、1年間の期間限定で活動を再開。

そして先日の10月20日が20周年最後の日となり、「完結」という節目を迎えました。

解散も完結も意味合いは同じかもしれませんが、完結という言葉には大きな達成感も含まれていて、前に進むための一区切りといった印象を受けます。

2002年に解散をした時は、メンバーの楽屋がバラバラだったと後に行われたライブのMCで告白されていたので、当初の解散理由の一つにはメンバー内の不一致というのもあったのかもしれません。

しかし今回はメンバーの気持ちを一つに集まったSIAM SHADE、解散という言葉より完結という言葉が似合っていると思いました。

SIAM SHADEの魅力は、変拍子を織り交ぜたテクニカルで低音に厚みのある男臭いサウンド。

そしてそれをライブでも音源と変わらず再現する演奏力の高さにあると思います。

「1/3の純情な感情」しか知らない人にとっては、なかなか想像しにくいところかもしれませんね。

POPで親しみやすい楽曲もありますが、その中にも細かいギターテクニックが隠されていて、多くのバンドミュージシャンにも大きな影響を与えています。

出典:wikipedia SIAM SHADE

 

SIAM SHADEの名曲と私一押しの曲とは?

 

ライブの感想の中でも触れましたが、SIAM SHADEの名曲は、アルバム「SIAM SHADE Ⅳ-zero-」に収録されている「Dear...」ではないでしょうか。

「俺たちの絆はここにある」という想いは、ライブで聞く度に心を揺さぶられます。

そして、いつもライブの最後に演奏される「Don’t Tell Lies」も、SIAM SHADEには欠かせない一曲です。

また、10月20日のライブの1曲目に披露された「DREAMLESS WORLD」はイントロの変拍子も格好良く、ロック好きの男性ファンからも衝撃を受けたと言う声が多くあります。

男性ファンをも唸らせるこの曲も、名曲と言っていいでしょう。

SIAM SHADEの曲の中で一押しの曲を挙げるのは難しいのですが、私がSIAM SHADEにどっぷりとはまるきっかけとなった曲は、「No!Marionette」です。

偶然聞いていたラジオで流れていて、それまでもSIAM SHADEの存在は知っていたのですが、その楽曲のスピード感と音の厚みに一気に引き込まれました。

あとは「CAN’T FORGET YOU」、ミディアムテンポの「大きな木の下で」もお勧めですし、やはり一つに絞るのは難しいですね。

 

まとめ

 

SIAM SHADEといえば「1/3の純情な感情」というのが世間一般のイメージとなっていますが、実際はもっと男らしくて格好良いハードなロックバンドなんです。

ライブではその格好良さがより際立っているので、是非一度見て欲しいと思うのですが、残念ながらデビュー20周年記念ツアーをもって、完結という形になってしまいました。

復活してからライブを見に行けたという人は、とてもラッキーだったと思います。

またライブを見ることができるのか分かりませんが、SIAM SHADEはこれからも私の音楽好きを形成する一つの柱として、生き続ける存在であることに変わりないでしょう。

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