箱根駅伝の外国人選手に関するルールや制限とは?出場に非難の声がある理由も

今年、青山学院大学が2連覇を達成した箱根駅伝、来年の出場校も確定し、次第に盛り上がりを見せてきました。

箱根駅伝を見ていると、外国人選手が走っているのを時々見かけます。

外国人留学生は主にアフリカのケニア人が多く、その足の速さはチームにとっても大きな力となります。

しかしその一方で、外国人選手が走ることに対して非難する声も多くあるようです。

ここでは箱根駅伝の外国人選手起用に関するルールや、どのような理由で外国人選手が非難されているかなど、詳しく見ていきたいと思います。

また、過去に活躍した外国人選手や2017年箱根駅伝注目の外国人選手も紹介します。

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箱根駅伝の外国人選手に関するルールや制限とは?

 

箱根駅伝に外国人選手が初めて出場したのは、1989年の第65大会のこと。

ケニア人のジョセフ・オツオリ選手とケネディ・イセナ選手が、山梨学院大学のメンバーとして登場しました。

1区間の距離が長い箱根駅伝は、序盤はペースを抑えて走るという流れがありましたが、ジョセフ・オツオリ選手はハイペースで飛ばし、次々と前を走る選手を抜いて行きました。

以降、ケニア人がごぼう抜きをするというのも箱根駅伝の見所の一つとされています。

箱根駅伝のエントリーメンバーは16人以内となっていて、その中の選ばれた10人が本戦に出場します。

残りの6人は補欠選手になりますが、選手の体調不良などにより直前にメンバーを交代することがあります。

そこで気になるのが外国人選手に関してのルールですよね。

もちろん、何人もエントリーしていいということはありません。

外国人選手のエントリーメンバーは2人まで、本戦に出場できるのは1人までと決まって、出場できる人数に制限があります。

全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では、最も距離が短い2区でのみ外国人選手の起用が認められていますが、箱根駅伝ではそういった区間の制限はありません。

外国人選手といえば山梨学院大学というイメージが強いですが、近年では平成国際大学、亜細亜大学、日本大学など、徐々に外国人選手を起用する大学が増えているようです。

 

箱根駅伝の外国人留学生選手の出場に非難の声がある理由とは?

 

それではなぜ、外国人選手に対して非難の声が挙がっているのでしょうか?

やはり、ケニア人のごぼう抜きと言われるように、その足の速さが非難されているように思います。

一緒に競技をしている選手たちというよりも、箱根駅伝を見ているファンから「足の速い外国人選手を使ってずるいのでは?」という声が多く見受けられました。

また、「外国人選手を起用して大学の宣伝をしている」「安易な補強」という批判的な声もあります。

日本で行うレースで外国人選手がトップを走っているということに、違和感を覚えるのかもしれません。

しかし、世界に目を向ければ当たり前の光景ではないか?とも思うのです。

ケニアでは中学校までの距離は5km、お昼ご飯も自宅まで食べに帰っていたという選手もいるそうです。

平均月収も10万円程度ということで、日本に来ている外国人選手は貧困から抜け出すため、家族のためという、日本人にはない強いモチベーションを持っていると言われています。

ランナーを引退した後は、日本で得た収入を元に、母国でビジネスを始めるという事も少なくないのだとか。

そんな外国人選手は、とても真面目で一生懸命だと言います。

山梨学院大学に所属していたメクボ・ジョブ・モグス選手は、「皆で力を合わせてたすきを繋ぐ駅伝の意義、そしてその面白さをここで知った。」と語っているように、外国人選手にとっても得るものは大きいのではないでしょうか。

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また、外国人選手に刺激を受けたことで、日本人選手のレベルが底上げされたとも言われています。

山梨学院大学の上田誠仁監督は、外国人選手を起用した当初、「黒人を使うな」と罵声を浴びることもありました。

そして箱根駅伝に起用した外国人選手が幾度も区間賞を獲得するなど、その圧倒的な強さに風当たりが強いことも事実だと言います。

しかし、箱根駅伝初の留学生ジョセフ・オツオリ選手は、練習の集合時間である6時半前から体を動かして準備をしていました。

その姿に他のチームメイトも触発されて、いつしか全員が集合時間には走れる準備をするようになり、この相乗効果でチームが強くなっていきました。

「一緒に頑張ることが大事で、日本の学生と同様に1人前の人間として社会に送り出してやるのが役目なんです。」と、上田誠仁監督は話します。

こうした成功例がある一方、日本大学はギタウ・ダニエル選手の活躍に依存してしまったせいで、総合力が下がり、低迷していた時期がありました。

これは、外国人選手に他のチームメイトが頼り過ぎてしまったことが原因だと言われています。

外国人選手を起用する監督やチームの思惑、意識の違い一つで、その結果が大きく左右してしまうようです。

出典:日刊スポーツ 箱根の留学生起用 喜びと苦悩を聞く

 

箱根駅伝で過去に活躍した外国人選手や2017年に注目されている選手とは?

 

箱根駅伝で過去に活躍した外国人選手として外せないのは、やはり外国人選手第1号となった山梨学院大学のジョセフ・オツオリ選手ではないでしょうか。

4年連続で2区を走り、3年間連続で区間賞を獲得、初登場からいきなりエースが揃う2区で7人抜きを見せたその走りは、当時も大きな話題となりました。

そして同じく山梨学院大学で、箱根駅伝ファンからは熱い支持を受けているのは、メクボ・ジョブ・モグス選手

第85回大会で出した2区の区間記録の速さが印象強く、未だに記録が破られていないというところが高い評価に繋がっているようです。

それでは最後に、2017年の箱根駅伝で注目されている外国人選手を紹介していきたいと思います。

まず一人目は日本大学のパトリック・マテンゲ・ワンブィ選手(2年)です。

先月行われた箱根駅伝の予選会では個人成績で1位を獲得、日本大学が予選を通過することができた立役者とも言えるでしょう。

2年連続でシード権を逃している日本大学の原動力になれるのか、箱根駅伝初出場となるのか、期待が高まる選手の一人です。

そしてもう一人、同じく予選会でチームに貢献した、拓殖大学のワークナー・デレセ・タソ選手(2年)です。

箱根駅伝は未経験ということですので、本戦のメンバーに選出されるのかも気になるところですね。

過去4回しかシード権を獲得したことのない拓殖大学、5度目のシード権獲得となるのかも、合わせて注目してみてはいかがでしょうか?

最後にご紹介するのはこの選手、山梨学院大学のドミニク・ニャイロ選手(2年)です。

今年5月に行われたハーフマラソンでは初優勝、前回大会の箱根駅伝でも2区で8人抜きを見せました。

来年はどんな走りを見せてくれるのか、今から非常に楽しみです。

 

まとめ

 

外国人選手の起用に関しては、箱根駅伝に出られるのは1人と決まっていますし、個人的には賛成派です。

外国人選手を起用する大学が増えてきているとはいえ、非難や批判の声が絶えないのも事実で、あえて外国人選手を起用しないという大学もあるようです。

高校駅伝やニューイヤー駅伝のように、外国人選手が走れる区間が制限されてしまう日が来るのかもしれませんね。

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