フィギュアスケートの6分間練習ルールとは?公式練習との違いや問題点も

2月19日から冬季アジア大会が開幕し、すでにアルペンスキーやクロスカントリー、スキージャンプといった競技で熱戦が繰り広げられています。

22日現在では、日本は10個の金メダルと11個の銀メダル、そして13個の銅メダルを獲得していて、韓国に続いてメダルランク2位に位置しています。

更なる日本人選手のメダル獲得に期待したいですね。

そして注目のフィギュアスケートは23日からスタートします。

宮原知子選手が左股関節の疲労骨折により欠場となったため、代わりに坂本花織選手が出場予定だったのですが、なんとインフルエンザのため坂本花織選手も欠場するということが発表されました。

選手の補充は行わず、日本のフィギュアスケート女子シングルは本郷理華選手、一人のみ出場ということです。

少し寂しい気もしますが、頑張って欲しいですね。

さて、フィギュアスケートを見ていると、滑走前に6分間練習というのを行っているのを見たことはないでしょうか?

それとは別に、大会期間中に公式練習も行っていると聞いたことがあります。

6分間練習と公式練習はどう違うのでしょう?

そして、度々衝突事故が起きている6分間練習の問題点についても触れていきたいと思います。

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フィギュアスケートの6分間練習ルールとは?

 

それではまず、フィギュアスケートの6分間練習について見ていきたいと思います。

6分間練習について調べてみたところ、特別に決まったルールはなく、競技直前のウォーミングアップとしてISU国際スケート連盟の規定によって行われているということが分かりました。

各大会に出場する選手は滑走順ごとに6名ずつグループ分けがされていて、そのグループに属する6名が演技の直前にリンクで練習をします。

いわば、本番直前の練習ですね。

ジャンプの踏み切りの確認をする選手もいれば、3回転ジャンプのところを2回転ジャンプにとどめ、ジャンプの感覚を確かめるだけの選手もいます。

自分で確認した後に、コーチとその日の様子などを話している光景も見たことがあるのではないでしょうか。

その本番直前練習の時間が6分間と決められていることから、「6分間練習」と呼ばれています。

特にチャンピオンだからとか先輩だからなどという理由で、練習するコースが優先されるということはないそうです。

その代り、他の選手のコースを邪魔しないように、という気遣いが必要になってくるでしょう。

 

フィギュアスケートの6分間練習と公式練習との違いは?

 

次に、公式練習について見ていきたいと思います。

公式練習とは、大会の当日や前日などに、大会と同じリンク又は練習用のサブリンクで出場選手が練習を行うことを言います。

ソチオリンピックの時は、大会本番とは違うリンクでの公式練習となったため、氷の感覚が掴めないのでは?と言われていましたね。

公式練習では本番と同じ曲を流しながら一人一人通し練習を行い、5~6名が同時にリンクに入って練習をするそうです。

そのため、使用曲が流れている選手を優先として、他の選手は邪魔をしないという暗黙のルールもあるのだとか。

車は急に止まれないのと同じで、加速して滑りながらジャンプの軌道に入っている選手の前を横切るのは、危険だということは予測できますよね。

曲を流して滑っている選手を避けなければならないという義務はないようなのですが、常識の範囲で譲り合いましょうということなのでしょう。

公式練習は報道のメディア関係者だけが見られるものなのかと思っていたら、有料ではあるものの中には見学ができる大会もあるそうです。

2014年にさいたまスーパーアリーナで行われた世界選手権の公式練習は、3,500円で前売りチケットが販売されていました。

大会のチケットより安く見られるのならお得なのでは?と思ったのですが、日本で公式練習が公開されているのは、世界選手権とグランプリファイナルだけという情報もあり、全日本選手権などの公式練習は非公開のようです。

来シーズンのグランプリファイナルは名古屋での開催が決まっているようなので、大会チケットと合わせて、公式練習のチケットについてもチェックしてみてはいかがでしょうか?

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フィギュアスケートの6分間練習ルールでの問題点や滑走順との関係は?

 

最後に、フィギュアスケートにおける6分間練習で過去に起きた衝突事故とそれに関する問題点、そして滑走順との関係について見ていきたいと思います。

この6分間練習において、過去に何度も選手同士がぶつかるという衝突事故が起きているのをご存知でしょうか?

2008年の全日本選手権では、女子シングルの安藤美姫さんと村主章枝さんがすれ違いざまに接触して二人とも転倒、安藤美姫さんは以前から肩を痛めていたこともあって、その後の演技に大きく影響してしまいました。

そして最近では、グランプリシリーズ2014の中国杯で、羽生結弦選手と中国のエン・カン選手が正面から衝突、羽生結弦選手はその場で動けなくなり、頭と首から出血するという事態になってしまったのです。

二人とも後ろ向きで助走をして正面に体勢を変えようとした瞬間の衝突だったため、かなりの強い力がかかってしまいました。

伊藤みどりさん自身も1991年の世界選手権でフランスの選手と接触した際に、お腹を強く打ったことで呼吸が出来なかったと言います。

そしてさらに問題だったのが、日本チームの専属医師が大会に帯同していなかったということなんです。

伊藤みどりさんの時は海外の医療チームが応急処置を、そして羽生結弦選手の場合もアメリカのドクターが処置を行いました。

20年以上経った今も、医療スタッフの現状が変わっていないということに、伊藤みどりさんは疑問を投げかけています。

羽生結弦選手の事故を受けての日本連盟のコメントによると、「世界選手権など、日本人選手が多く出場する大会には日本連盟の医師を帯同していたが、今回の中国杯は出場選手が3人だったため帯同を見送った。」ということでした。

全てのチームが専属の医師を帯同しているわけではなく、他国の医療チームに協力してもらうケースもあるとしながら、今後の医療体勢を検討するというコメントも残していました。

頭と顎にテーピングをするという、見ている方が目を覆いたくなるような状態だったのですが、羽生結弦選手の「滑りたい」という気持ちを尊重して演技が行われたのを、覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、一部では、「脳しんとうも起こしていたかもしれないのに、危険だったのでは?」という意見もあり、専属医師による診断の必要性が問われた事故となりました。

本番直前は精神的にも肉体的にも緊張状態にあって集中もしているので、痛みやその時の状況判断が正しくできないことから、怪我の程度を知らずに出場していたのは恐ろしいことだと、伊藤みどりさんは当時を振り返って話しています。

そして6分間練習の直後に滑る選手と、6番目に滑る選手では、その6分間の使い方も違ってくると言います。

せっかく6分間練習で身体を温めても、6番目に滑る選手の場合は自分の出番までに30分程度時間が空いてしまうんですね。

他の選手の演技が終わるまで、もう一度精神を集中させたり、身体を動かしたりと、各選手工夫をしているようです。

たかが6分、されど6分、選手にとってはとても大事な時間なのですね。

その6分間練習が、来年行われる平昌オリンピックでは、ショートプログラムで4分間、フリープログラムで5分間に短縮されると言われているのをご存知ですか?

羽生結弦選手は直前練習のルーティンを大切にしていて、「たかが1分間という問題ではない」と話しています。

これもまた、今後に向けて大きな課題となってきそうです。

 

まとめ

 

今シーズンから、男子シングルのショートプログラムの演技時間が10秒短縮されました。

来年以降は、フリープログラムで認められているジャンプの本数を8本から7本に減らされることも決まっているそうです。

そしてさらに、演技時間の短縮も検討されているという噂も。

そう考えると、トータルスコアの300点超えが見られるのも、今シーズンの世界選手権が最後になる可能性がありますね。

フィギュアスケートの細かいルール改正は頻繁に行われますが、6分間練習の時間短縮という話も含めて、選手の現状や意思を把握した上での判断をお願いしたいものです。

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