箱根駅伝のルールを初心者にも分かるようにまとめてみた!

毎年お正月に全国放送されている箱根駅伝。

かかさず見ているという方もいれば、テレビで流れているのを何となく見ている方もいるかと思います。

箱根駅伝と一口に言っても、箱根駅伝ならではの専門用語があって、よく分からないと感じることはありませんか?

そんな箱根駅伝初心者の方にも分かるよう、箱根駅伝のルール用語など基礎知識や、ちょっとした雑学を分かりやすく説明したいと思います。

是非、箱根駅伝観戦の参考にしてみて下さいね。

※2017年12月現在の箱根駅伝のルールを元に書いていますので、過去の駅伝の時とはルールが変わっていることが当然ありますことご了承ください。

もし、間違いなどありましたら教えていただけると嬉しいです。

 

箱根駅伝の何が面白いのかその理由はこちら

箱根駅伝の何が面白いの?なぜ関東の大学だけなのかその歴史も

 

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箱根駅伝のルールや用語などの基礎知識・その1

 

それでは、箱根駅伝の基礎知識とも言える正式名称やルール、コースについて簡単に説明していきたいと思います。

 

箱根駅伝・正式名称

 

・正式名称

東京箱根間往復大学駅伝競走

 

箱根駅伝の歴史など詳しくはこちら

箱根駅伝の何が面白いの?なぜ関東の大学だけなのかその歴史も

 

開催期間

 

・開催期間

毎年1月2日と3日の2日間に渡って行われます。

 

コース

 

・往路

東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの5区間、総距離107.5km

 

・復路

箱根・芦ノ湖から東京・大手町までの5区間、総距離109.6km

 

箱根駅伝のコースに関して詳しくはこちら

箱根駅伝の名前の由来やその歴史とは?2017各コースの区間距離や特徴は?

 

出場校やチームのルール

 

・出場校

シード校10校予選会を通過した10校に、関東学生連合チームを加えた21チーム

(5年ごとの記念大会では、関東インカレ成績枠が設けられます。)

 

シード校

予選会が免除になるシード権が与えられた、前回大会において総合成績上位10位までの大学のことをいいます。

 

シード校に関して詳しくはこちら

箱根駅伝のシード権のルールとは?重要である理由と2019年獲得校一覧

 

・予選会通過校

箱根駅伝で11位以下だった大学を合わせて予選会に参加した大学のうち、総合成績が10位以内の大学のこと予選会に通過した10校は箱根駅伝に出場できます。

 

・関東学生連合チーム

予選会で通過とならなかった大学から、1校につき1人まで個人成績が良かった選手を集めたチームのことで、順位などの記録は残らないオープン参加となります。

 

関東学生連合チームに関して詳しくはこちら

関東学生連合チーム(箱根駅伝)とは?2019出場選手選手をまとめてみた 関東学生連合チーム2018箱根駅伝の登録メンバーは?監督&注目選手も! 関東学生連合がオープン参加で順位がつかないのはなぜ?個人の記録は? 関東学生連合の監督は誰がなる?OPの意味やもし総合優勝したらどうなるの?

 

競技者の参加資格

 

・所属している大学が関東学生陸上競技連盟に加入していて、当該年度に選手登録していること。

 

・所属している大学が関東学生陸上競技連盟から処分を受けていないこと。

 

・登録している選手が関東学生陸上競技連盟の資格審査員から処分を受けていないこと。

 

・予選会を含んで出場申込み回数が4回を超えていないこと。(※出場とはエントリーした時点で出場とする)

 

 

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箱根駅伝のルールや用語などの基礎知識・その2

 

続いて、箱根駅伝の大会前後やレース中によく聞かれる専門用語をご紹介します。

 

競技者に関するルール

 

・チームエントリー

箱根駅伝を走るためのメンバーを登録するもので、12月10日に16人が発表になります。

 

・区間エントリー

チームエントリー16人の中から、1区から10区を走る選手10名と補欠選手の6人を登録するもので、発表は12月29日です。

 

・メンバー変更

箱根駅伝当日のスタート1時間10分前までメンバーの変更が可能になっています。

 

あえて偵察要員を区間登録して他の大学を欺くための対策をした場合や、区間登録選手の突然の怪我などにより出場が困難となった場合に、補欠登録選手と変更することができます。

箱根駅伝のエントリー変更のルールに関して詳しくはこちら

箱根駅伝のエントリー変更のルールとは?メンバー変更も戦略の一つ?

 

・留学生

外国人留学生はチームエントリーには2人まで、区間エントリーには1人まで登録が可能です。

 

外国人留学生に関して詳しくはこちら

箱根駅伝の外国人選手に関するルールや制限とは?出場に非難の声がある理由も

 

競技に関するルール

 

・繰り上げスタート

先頭を走る選手から2区と3区は10分、それ以降の区間は20分遅れた場合、前走者を待たずにスタートさせることができます。

箱根駅伝の繰り上げスタートに関して詳しくはこちら

秋山雄飛(青学)の進路はどうなる?記録成績とレーザービームとは?

 

・復路一斉スタート

復路のスタートである6区に限り適用されるもので、往路1位のチームから10分以内のチームはそれぞれのタイム差でスタートをしますが、10分以上遅れたチームは1位のスタートから10分後に一斉にスタートします。

 

・途中棄権

走行途中の怪我や低体温症などによりレースを続けるのが不可能と判断された場合、その選手は途中棄権という扱いになります。

 

途中棄権に関して詳しくはこちら

箱根駅伝での棄権に関するルールとは?記録の扱いとその後についても

 

箱根駅伝で途中棄権が多いのはなぜか詳しくはこちら

箱根駅伝で棄権者が多いのはなぜ?理由や原因を徹底的に解説!

 

賞に関するルール

 

・完全優勝

往路と復路の両方で優勝した場合と、1区からずっと1位をキープして優勝した場合の二通りで言われることがあります。

 

・総合優勝

往路と復路の総合タイムで一番早かったチームが総合優勝となります。

 

・往路優勝

往路のタイムが一番早かったチームが往路優勝になります。

 

・復路優勝

復路のタイムが一番早かったチームが復路優勝になります。

往路優勝・復路優勝・総合優勝に関して詳しくはこちら

箱根駅伝の総合優勝のルールや決め方とは?往路&復路優勝や完全優勝との違いも!

 

・区間賞

各区間、それぞれで一番早く走った選手に与えられるものを区間賞と言います。

 

記録に関するルール

 

・区間記録

歴代を通じて各区間で一番速かった記録のこと。

 

・区間新

区間記録を更新した時に、区間新と言われます。

 

給水に関するルール

 

・1区と6区は給水はなし

・5区は給水3回

・その他の区間は2か所

・給水方法は各大学の給水員が選手と並走してペットボトルを渡すこと

※監督から選手への手渡し給水は禁止

給水に関するルールに関してはこちら

箱根駅伝の給水ルールはいつから?回数や中身&種類と禁止区間も

 

箱根駅伝に関する雑学とは?

 

最後に、箱根駅伝のレースの中では直接使われないけれど、知っておくと良いかも?という雑学をご紹介します。

 

出場校に関する用語

 

優勝回数や出場回数が多かったり、常にシード権を獲得しているような大学は名門校と呼ばれています。

伝統校も似たような意味合いがありますが、初出場が古かったり、箱根駅伝の歴史を長く持つ大学は、伝統校と言えるでしょう。

強豪校はその名の通り、総合力が強く上位入賞が多い大学のことを指します。

具体的な大学は次の通りです。

 

名門校(伝統校)・・・中央大学、日本大学、早稲田大学など

 

強豪校・・・駒澤大学、東洋大学、山梨学院大学など

 

人に関する用語

 

監督・コーチ

指導現場の責任者で組織のトップが監督、監督補佐の役割を持つのがコーチで、練習メニューの組み立てなどを行う。

 

・主将

キャプテンとも呼ばれ、チームの中心となりチームを引っ張る役割が要求されます。

 

・主務

役割はマネージャーと似ているが実務の幅は広く、チーム全体をまとめることの他、試合の申し込みなどの事務手続きや部費に関する会計処理も行います。

また、選手と共に寮生活をして練習や食事なども一緒に過ごし、選手の体調チェックや悩み事を聞いて精神的な部分でもフォローする役割もあります。

仕事は無限にあって、裏方でありながら最も重要なポジションで、マネージャーから主務になる人もいれば、選手兼任という場合もあり、これは大学によって異なります。

 

エース

本番にも強く安定した実力を常に発揮できる、チームで信頼できる選手をエースと呼びます。

エースはチームに何人も存在していることもあって、一番のエースでないけれど実力はある選手は「エース級」と呼ばれることがあります。

 

・補助員

箱根駅伝の主催である関東学生陸上競技連盟に登録している大学(選手)から各校15名以上選出されます。

これは本戦に出場する大学も含め、予選会で落選した大学からも召集され、近年では1400名ほどの補導員が箱根駅伝を支えています。

補助員は黄色のウィンドブレーカーを着て、選手の誘導や沿道の観客の整備、清掃や荷物の運搬など様々な仕事を行います。

補助員なくして箱根駅伝は開催できないと言われるほど、彼らの存在はとても大きなものになっています。

 

走りに関する用語

 

・飛び出し、スパート

全員がスタートする1区において、先頭集団から一歩抜け出すこと。

 

・ロングスパート

長い距離を使ってラストスパートをかけることで、何km以上という基準はありませんが、区間残り1km~2km手前からロングスパートをかける選手がいるようです。

 

・オーバーペース

序盤から実力以上のハイペースで走ってしまい、後半にペースが落ちてしまうことを言います。

 

・イーヴンペース

平均したペースで走っていることをいい、イーヴンペースで走れると好記録が期待できるとも言われています。

 

ブレーキ

それまで好調だった選手が体調不良などにより期待された記録が出なかった場合に使われます。

 

・ごぼう抜き

1人の選手が何人もの選手を抜くことで、過去に7人や12人を抜いた選手がいます。

 

・山登り

箱根駅伝のルートの中で山を上る区間である5区を山登り区間と呼びます。

 

・山下り

箱根駅伝のルートの中で山を下る区間である6区を山下り区間と呼びます。

 

箱根駅伝の山の神に関して詳しくはこちら

箱根駅伝の山の神と呼ばれた歴代選手とは?その後はどうなっている?

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

私もだいたいのルールや用語は知っているつもりでしたが、黄色いウインドブレーカーを着ている人が大学生の補助員だったとは知りませんでした。

たくさんの人に支えられている箱根駅伝、走っている選手だけではなく、これからは補助員の方にも注目してみたいと思います。

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2 Comments

kazuki

復路優勝の内容が正確ではありません。

時差スタートをしている場合、下位のチームが箱根スタート時と比べて
1位チームとのタイム差を縮めていたら、下位チームの方が復路のタイムは
早くなります。

したがって、ゴールテープを一番に切ったとしても、
復路のタイムが一番よいとは限りません。
なので、見た目では分かりにくいです。※最近はリアルタイムで分かりますが。

復路のタイムは純粋に「箱根から日本橋までのタイムが早かったチーム」
と表現した方がよいのではないでしょうか。

返信する
さくら

コメントありがとうございます。

ご指摘頂き、正確でない箇所を訂正させていただきました。

復路優勝に関しては分かり難い部分もありますので、また改めて詳しく記事にしたいと思っています。

丁寧に教えてくださり、ありがとうございました。

返信する

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