引っ越しが決まった時に一番困るのは、エアコンや冷蔵庫、家具やベットなどの大型粗大ごみの処分ではないでしょうか?
特に女性の一人暮らしだと大型家具や家電など大きかったり、重かったりして大変です。引っ越しにも費用がかかるので、出来る限り処分費用を安くしたいと思うかもしれません。
仕事をしていれば処分出来る日も限られてしまいます。
具体的にどのように処分したらいいのかお伝えしたいと思います。
引っ越しでの粗大ごみの処分、どうしたらいいの?
先ずは、処分するものをリストアップしてください。
どんなものがリストにはあるでしょうか?
実は、一括りに粗大ごみといっても粗大ごみの中でも処分方法に応じて分類分けされています。
粗大ごみに含まれるものは住んでいる自治体によって違うので、詳しくはお住まいの自治体のホームページ等で確認してくださいね。
ちなみに、私の住んでいる自治体では、タンスや毛布、布団、木材などが粗大ごみとして処理出来ますが、電化製品やタイヤなどは取り扱ってもらえません。
近隣の自治体では、粗大ごみに関して、
粗大ごみとは、指定ごみ袋からはみ出すものや、長さや太さが一定以上の次のようなものを指します。
☆指定ごみ袋からはみ出すもの(机、ソファー、自転車、大型家電、ゴルフクラブ、衣装ケースなどなど)
☆1メートル角を超えるも布(カーテン、毛布、布団、カーペットなど、)や袋に入るが長いもの(ホース、縄など)
※注記:布は1メートル角以内に、長いものは1メートル以内に切れば可燃ごみ
という規定になっています。
ごみ分別早見表というものもあって、かなり品目ごとに細かく規定されていて、オーブントースターやオーブンレンジも不燃ごみ袋に入れば、不燃ごみとして処分出来るとのこと。
本当に住んでいる地域によって、粗大ごみに含まれるものや、他のごみとして処分できるものが違うのできちんと確認して、出来るだけ可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみで処分できるものは、少しづつゴミの指定日に指定場所に出すようにするといいです。
粗大ごみ以外のごみとして処分できるものはリストから外して、残った粗大ごみに関して処分方法を次にお伝えしたいと思います。
引っ越しでの粗大ごみの処分の仕方、方法とは?
粗大ごみといってもその処分の仕方はものによって違うので、きちんと把握しておく必要があります。
有料で処分しないといけないものがある!?
エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機に関しては、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)という法律があって、不要になった廃家電を引取ってもらうにはリサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金はメーカー毎に、収集・運搬料金は小売業者毎に異なります。
※家電リサイクル法とは一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律のことです。
廃棄する家電を「購入した」もしくは「買替え」するお店が近くだったら、先ずはそこに引取りを依頼してください。
お店によって引き取り方が異なるので、問い合わせして確認した方がいいです。
遠方に引っ越しをしたため購入したお店が近くにない場合などは、お住まいの地域の自治体へ相談してくださいね。
自治体によって扱い方が異なるので必ず確認してください。
ちなみに、私の近隣の自治体では、郵便局振込方式で家電リサイクル料金を支払い、指定引取場所に直接持ち込んで家電リサイクル券+運搬手数料で処分するか、決められた戸別収集日の3日前までに、粗大ごみ受付センターで電話で予約して、粗大ごみシールを販売場所で購入(収集費用)して粗大ごみに貼り、収集日の決められた時間までに玄関前に出しておく(家電リサイクル券+家電リサイクル券で処分)という方法で処分しています。
また、家電四品目以外は直接持ち込みは無料で予約不要で処分するか、決められた戸別収集日3日前までに、粗大ごみ受付センターで電話で予約して、粗大ごみシールを販売場所で購入して(収集費用)粗大ごみに貼って収集日の決められた時間までに玄関前に出しておき引き取るという方法で処分しています。
引っ越しでの粗大ごみの処分、出来るだけ費用を抑えるには?
出来るだけ売れるものは売る、欲しい人がいれば譲ることを考えると処分費用を抑えられますし、場合によっては臨時収入になるかもしれません。
家電製品や大型家具等、比較的新しいものやブランドとして需要のあるものであれば、リサイクルショップで先ずは売るのがオススメです。
リサイクルショップによっては出張買い取りをしているところもありますので、運ぶのが大変な大型家電や家具などは特に助かると思います。
身近な友人、知人、または地域やネットで欲しい人を見つけるのもオススメです。
売れなかったもの、譲り先がなかったものは、自治体での処分方法を選択するか、新しい引越し先に引越し業者をお願いする場合には、処分可能か、費用など問い合わせてみてください。
最終段階として費用はもしかしたら、一番かかってしまうかもしれませんが、粗大ごみ回収業者に依頼することも選択肢の1つにあります。
よく街中で大音量で巡回したり、インターネットで広告をしたりなどで無料回収をうたう業者の中には、廃棄物の収集や処分を「無許可」で行う業者がいます。
必要な「許可」とは住んでいる自治体の「一般廃棄物処理業」や委託のことで、「無許可」の業者に引き渡すと、法を守った適正な処理の確認が出来ないどころか、不法投棄、不適正処理、不適正な管理による火災などの事例が報告されていますし、はじめは「無料」と言っていたのに、荷物を積み込んだ後に「全てが無料ではない」と高額の請求をしてくる、そんな悪質な業者とのトラブルも発生していますので、安易に無料だからと利用しないようにしましょう。
まとめ
たかが粗大ごみ、されど粗大ごみです。
粗大ごみの種類やものによって適切な処分をするとともに、出来るだけ廃棄ではなくて、お財布にも優しく、エコにもなる方法で処分出来ますように。