フィギュアスケートの選手たちは、国を問わず仲が良いことで知られています。
海外に渡って同じコーチの元で指導を受けるなど、一緒に練習をしているという選手も多いようです。
例えば、羽生結弦選手とハビエル・フェルナンデス選手も同じスケートリンクで練習をしているので、試合となれば順位を争うライバルになりますが、普段は切磋琢磨し合う仲間とも言えますね。
それが日本国内となれば尚更、男女や先輩後輩問わず、とっても仲が良いんです。
そこで、最近特に目を引くのが、宇野昌磨選手と羽生結弦選手の仲の良さです。
表彰式での腕組みも、ファンの間では一つの楽しみになっているのだとか。
なぜそのようなことが起きたのか、ご存知ですか?
宇野昌磨選手と羽生結弦選手の仲良しエピソードに加えて、私独自の視点で、二人の強みの比較をしてみました。
宇野昌磨と羽生結弦の腕組みが面白い?表彰台で結婚式?
事の発端は、2015年のグランプリファイナルでの表彰式でした。
1位が羽生結弦選手、3位が宇野昌磨選手で、表彰台では隣り合わせになった二人。
メダルや花束をもらい、最後に表彰台に上った3人が中央に集まって記念撮影をするという恒例儀式があるのですが、宇野昌磨選手はまだ不慣れ。
戸惑っていた宇野昌磨選手に羽生結弦選手がアドバイスするものの、何を勘違いしたのか、羽生結弦選手が差し出した腕に、自分の腕を回してしまった宇野昌磨選手(笑)
羽生結弦選手の腰に手を回して、と言っていたのに、羽生結弦選手の腕をつかんでしまって、まるで結婚式のようになってしまったのです。
表彰式なのに二人は大笑い、その様子を見ていた2位のハビエル・フェルナンデス選手も笑っているという、微笑ましい光景がありました。
その翌年のグランプリファイナルの表彰式でも、全く同じシチュエーションになった二人。
「またやる?」というアイコンタクトをして、羽生結弦選手の腕をつかむ宇野昌磨選手。
そんな二人のやりとりが、ファンにはたまらないんですよね。
そして、先月行われた世界選手権での表彰式でも、表彰台で二人が並んだのです。
何の迷いもなく、羽生結弦選手の腕に腕を回した宇野昌磨選手、ファンの期待を裏切らないところもさすがですよね。
次の二人の結婚式はいつになるのか、そのあたりもぜひ注目してみてくださいね!
宇野昌磨と羽生結弦の仲良しエピソード
2016-17シーズン最後に行われた国別対抗戦でも、二人の仲の良さを垣間見ることが出来ました。
国際スケート連盟公式大会ながら、国別に分かれてチーム戦を行うという、オリンピックの団体戦のようなこの大会は、国別に応援席が設けられていて、出場する選手も声を上げて声援を送ります。
そして、演技が終わって得点を待つキス&クライに戻ってくる選手を迎え入れて、労いの言葉をかけるんですね。
この国別対抗戦では、羽生結弦選手がミスをしてしまい、宇野昌磨選手の演技にかかっているという状況にありました。
宇野昌磨選手が演技を終えて戻ってきたときに、一番に駆け付けて抱擁をしたのが羽生結弦選手でした。
一時は、羽生結弦選手が握手を求めたのに、それを宇野昌磨選手が拒否したと思われたことから不仲説も浮上したのですが、そんなことは全くない様子でした。
羽生結弦選手は宇野昌磨選手のことを「昌磨」と呼び、とても可愛がっているのが伝わってきます。
今や、日本の2大エースともいえる羽生結弦選手と宇野昌磨選手。
これからも、二人の話題は尽きそうにありませんね。
宇野昌磨と羽生結弦それぞれの強みの比較してみた!
それでは最後に、宇野昌磨選手と羽生結弦選手の強みの比較をしてみたいと思います。
まず、宇野昌磨選手から。
シニアクラスに上がって2年、経験としては浅いけれど、ジュニア以前のノービス時代から数々の大会で上位に入る実力を持っている宇野昌磨選手。
ジュニア時代にも、招待選手として出場した全日本選手権では、シニアの選手に混ざりながら9位という好成績を収め、将来を期待されている選手の一人でした。
そして昨シーズンはシニアでも花開き、増々期待と注目が集まる選手となりました。
4回転ジャンパーが増える中、宇野昌磨選手も3種類の4回転ジャンプを積極的にプログラムに取り入れて、世界と戦える力も備わってきたのではないでしょうか。
また、一度ミスをしてしまっても、その失敗を引きずらず、最後まで演じ切るというメンタルの強さも、宇野昌磨選手の強みといえるのではないかと思います。
次に、羽生結弦選手の強みを見ていきましょう。
宇野昌磨選手より2歳年上の羽生結弦選手、年齢的にも宇野昌磨選手よりも経験が豊富というのは、大きな違いの一つなのではないでしょうか。
世界で1位にもなっていますし、その自信と実力は誰もが認める最上級のものです。
そして、英語も堪能な羽生結弦選手は、海外試合でのインタビューも臆することなく、淡々と英語で話しているんですよね。
そういったところを見ても、「世界で戦う」といった意味では、宇野昌磨選手よりも一歩リードしているようにも感じます。
また、常に自分に厳しくあり続ける、そんな姿に胸を打たれる方も多いことと思います。
そして、なんといっても、高さと幅のあるジャンプは羽生結弦選手の最大の強みです。
「ただ飛ぶだけではなく、質の高いジャンプを。」とインタビューで言っていた言葉が印象的でした。
日本のみならず、世界のフィギュアスケートを引っ張っていく羽生結弦選手は、唯一無二の存在ではないかと思っています。
まとめ
フィギュアスケートは個人の戦いではあるけれど、やはり仲間というものはどの環境においても必要なものですよね。
仲間でありライバルであるという関係が、さらに個人を成長させていてくものだとも思います。
これからも、宇野昌磨選手と羽生結弦選手には、フィギュアスケート界の中心人物として活躍していって欲しいと思います。
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