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お正月気分も抜けた時期から、あちこちで恵方巻きに関しての、CMやチラシやポスターなど見かけるようになりますね。
とはいえ、自分の子供の頃には節分の日に豆撒きをした記憶はあっても、恵方巻きを食べた記憶のない人も多いので違和感を感じる人も少なくないようです。
私自身も子供の頃には、恵方巻きを食べた思い出は皆無なので疑問に思っていろいろ調べてみました。
恵方巻っていつから始まったの?その起源とは?
そもそも恵方巻きはいつから始まったのか、その起源・発祥に関してはかなり曖昧なもののようです。
実際にwikipediaでも、恵方巻の起源・発祥は諸説存在し、信憑性も定かではないとあり、説としては以下のようなものがあげられていました。
・大阪の商人たちが商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分に「幸運巻寿司」の習慣として始まったとする説。
・大阪の花街で、節分の時期に漬けあがる新香巻を使った海苔巻きを恵方に向かって食べる風習から始まったとする説。
・大阪鮓商組合や海苔協会が海苔などの販売促進の目的で宣伝して、寿司業界がそれを利用して、広めたという説
関西発祥と言われるのは、きっと上記からきているのでしょうね。
とはいえ、それまでは大阪の一部の地域で行われていた風習が、ここ数年の間になぜか全国規模の風習として定着してきてますよね。
恵方巻きがなぜ流行ったのか気になったので調べてみました。
恵方巻なぜ流行ったのか?
大阪の一部の地域で行われていた風習が、全国規模になったのは、ファミリーマートで1983年(昭和58年)に大阪府と兵庫県で先駆けとして販売を開始、その後、セブン-イレブンによって全国展開して急速に普及したようです。
日本古来の年中行事というよりも、バレンタインやクリスマスと同じように、主に商業的な販売促進するためのイベントとして始まって今に至ったのですね。
今では、恵方巻きを食べる習慣が無かった地域でも、コンビニは当然ながらスーパーなどでも予約販売で早くから宣伝していますし、お菓子屋さんなども便乗?して恵方巻きロールなど販売しているほど。
バリエーションも様々で、どれも美味しそうなのでついつい気になって買ってしまいますよね。
恵方巻きの販売促進活動は、節分が年に4回あるということから、秋の恵方巻きに夏の恵方巻きと更なる展開を広げているよう。
季節ごとに恵方巻きを食べるのも、そのうち新たなる風習となるかもしれませんね。
より詳しくは、以下を参照
出典:wikipedia 恵方巻き
恵方巻きの由来や意味とは?
恵方巻きとは、節分にその年の恵方(吉方)を向いて食べると縁起が良いとされる太巻き寿司のことで、「恵方巻」という名称は、1998年(平成10年)にセブン-イレブンが全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことにより広まったとされています。
それ以前は「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻きずし」などと呼ばれていたようです。
「縁を断ち切らない」ように切り分けず、無言で願いごとをしながら1本を丸かじりするのが習わしとなっていて、更に七福神にちなみ7種類の具材を巻き込むことが望ましいとされています。
詳しいルールは、次の見出しでお伝えしますね。
恵方巻きを食べる時のルールとは?
恵方巻きを食べる時には、ルールがあります。
1. 恵方を向いて食べること。
恵方とは、その年の幸福を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角のことで、その年の最も良いとされる方角です。
2016年の恵方は、南南東(正しくは南微東で、南南東やや右)になります。
2. 願い事をしながら黙って食べること。
喋ると運が逃げてしまうという理由で、黙って食べるとのこと。
3. 1本を一気に食べること。
恵方巻きに関しては、福を巻き込むことから巻き寿司で、しかも七福神にあやかり7種類の具が入った太巻きを縁を切らないよう包丁を入れずに、丸ごと1本食べるのが望ましいとされているようですが、元々が商業的なイベントというものもあってそこまで厳密にしなくても良いかと思われます。
7種類の具材とは、穴子、うなぎ(サーモンやまぐろでも構いません)、玉子焼き、伊達巻、しいたけ、かんぴょう、きゅうり、高野豆腐、おぼろ、でんぶが基本のようです。
とはいえ、これ全部巻いたものだとかなり太くなりますし、最近では恵方巻きに便乗したロールケーキやサンドイッチなど、いろんなものを恵方巻きに関連させて販売されていますから、好きなものを食べればいいかと。
恵方巻きはいつ食べたらいいのでしょうか?
節分の日の2月3日に、季節の説目の前の夜に食べると良いとされていますけれど、そこまで厳密にしなくても大丈夫でしょう。
まとめ
恵方巻きを食べる風習、ここ10年ほどで全国規模で広く行われるようになったイベントの一つとして、楽しむのもいいかもしれませんし、バレンタインやクリスマスを祝わない家庭や人もいるように、行わなくても何の問題もありません。
とはいえ、普段にはない太巻きや商品も多いので、この時期にしか食べれないものを味わってみるのもいいかもしれませんね。