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豊田東JCT~浜松いなさJCTの開通に合わせて、オープンした長篠設楽原PAに行ってきました。
長篠・設楽原の合戦とは、天正3年5月21日(1575年)、三河国長篠城をめぐって、織田信長・徳川家康連合軍3万8000と武田勝頼軍1万5000との間で行われた戦いのこと。
長篠設楽原の戦い(ながしのしたらがはらのたたかい)とも呼ばれます。
織田軍が新戦法・鉄砲三段撃ちを行った話で有名です。
出典:キラッと奥三河観光ナビ
長篠設楽原PAは、上記「長篠・設楽原の戦い」をコンセプトに、本陣に見立てた建物外観、歴史的観光資源を活かした火縄銃の展示や馬防柵を再現した戦国エリアとなっているので、歴史好きの方には興味深々のPAではないでしょうか?
それぞれの見所を、独断と偏見も混じりながら紹介していきたいと思います。
花見スポットで奥三河で人気の桜淵公園は、長篠設楽原PA近くの新城ICから車で10分です。
愛知人気花見スポット桜淵公園は京都嵐山に似た景観?長篠設楽原PA近く?
新東名長篠設楽原PAは歴史を体感できる戦国エリア?
新東名長篠設楽原PAのコンセプトはズバリ、「長篠・設楽原の戦い」!!
建物も、長篠設楽原の戦いにおける武田軍(上り線)、織田・徳川連合軍(下り線)のそれぞれ本陣をイメージして建てられていて、各所にそれぞれの家紋もあしらってあります。
長篠設楽原PA概要にも、以下のように書かれていました。
長篠設楽原PAは、歴史上において有名な「長篠・設楽原の戦い」の跡地に隣接していることから、上り線は、武田軍の赤備えである朱塗りを配色した外観となっており、武田軍の本陣を彷彿させます。
対して下り線は、物見櫓・のぼり旗・馬防柵を再現するなど長篠・設楽原の戦いにおける織田・徳川連合軍に見立てており、歴史を体感できる戦国エリアとなります。
出典:長篠設楽原PA概要
長篠設楽原PAは、上下線集約型のPAではないのですが、上り線エリアも下り線エリア側に設置されています。
また、一般道からも行くことが出来るようになっていますから、PAだけに寄ることも可能です。
といっても、目印があまりなく分かりにくいのですが、以下のサイトで実際に行った方がかなり詳しく写真入りで説明されていたので参考になさるといいです。
出典:名古屋発!旬の話題ここが知りたい! 一般道の下道から新東名高速長篠設楽原パーキングエリアへの行き方
オープンしたばかりなので、土日は時間帯によってはPAの駐車場渋滞があるのですが、ショップの開店よりも早めに行くか、ランチタイムの時間を避けてずらして行けば、スムーズに駐車出来ますよ。
※土日など混雑する時には交通誘導警備員さんがいるので、その支持に従ってよりスムーズな駐車に協力しましょう。
新東名長篠設楽原PA上りの見所や下りにない魅力とは?
新東名長篠設楽原PA上りは武田軍をコンセプトにしていて、建物の外観内観至る所に武田軍の本陣をイメージして家紋を配したり、ショッピングコーナーの外にあるドリンクの自動販売機にも武田軍の将をイメージしたラッピングが施されていて、そのうちの2台の自販機ではお金を投入すると方言が入ったフレーズが流れるようになっていて、上り側PAにある自販機は武田信玄のセリフを聞くことが出来ます。
出典:トラベルWatch
自販機の上には、武田軍精鋭部隊の証である朱色の兜のオブジェが置かれていて、これは!!と写真撮影をパチリ。
長篠設楽原PAにあるフード味蔵(ミクラ)では、愛知県下一の生産量の新城市特産の梅と北条夫人が夫・武田勝頼公と添い遂げたというエピソードに由来して長~い麺を使用した「奥方梅うどん」、将軍をイメージして具材を豪快に盛り付けた「将軍うどん」、戦国時代にもしコロッケがあったらと考案された「戦国コロッケ」などオリジナリティ高いメニューが楽しめます。
戦国マルシェ by コンビニ(ショップ)では、オリジナル商品を含めた魅力あるおみやげ物があるのですが、上りにしかないおみやげやグッズもあるので要チェックです。
お店の方に「このおみやげ用のお菓子は、上りにしかないです。」と教えていただいて購入したのは、以下になります。
六文銭焼き
父がどら焼き好きなのでと、こちらにしました。
現在大河ドラマで放送中の真田丸の主人公真田幸村こと信繁が、家紋や戦陣で掲げる旗印に使っている穴あき銭を六枚並べた六文銭をイメージして作られたものです。
それと、刀剣乱舞人気にあやかった?
刀剣グッズもいろいろあって、私は鞘から抜刀出来るとあったので日本の刀剣キーホルダーの「燈台切光忠(しょくだいきりみつただ)」を購入。
これ、ミニサイズなのに凄く良く出来ていて、実際に鞘から抜刀してちょっとキュンとしてしまいました。
燈台切光忠(しょくだいきりみつただ)とは、鎌倉時代中期に活躍した長船派の祖とされる刀工光忠作と伝えられる刀で、 燭台切の名は伊達政宗がこの刀で家臣を斬った勢いで、そばにあった青銅の燭台も共に切れたという逸話が由来である。
来歴は伊達政宗→水戸徳川家とされ、関東大震災により、長らく所在不明とされたが、 2015年4月30日、「徳川ミュージアムのブログ」で焼刀の状態で博物館に保管されていることが判明。
その後、徳川ミュージアムへの問い合わせが多く、改めて博物館側が関連書籍などで照らし合わせたところ、その長さなどが一致したため2015年05月14日にこの刀が間違いなく燭台切光忠であると確認された。
その後、17日の国際博物館の日に合わせて1日限定で特別に公開されたとのこと。
出典:ピクシブ百科事典・燭台切光忠
いつか機会があれば本物を見てみたいものです。
一緒に行った子は、「へし切り長谷部(へしきりはせべ)」のキーホルダーを購入。
へし切長谷部(へしきりはせべ、圧切長谷部とも)は、南北朝時代に製作された刀。
「刀 金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守(名物へし切)」の名称で、日本の国宝に指定されている。
江戸時代から昭和時代中期まで福岡藩主黒田家に家宝として伝来したが、現在は福岡市の所有となっている(福岡市博物館にて保管)
出典:ウィキペディア・へし切り長谷部
「嵐にしやがれ」で二宮和也の小っちゃな野望として、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が所持した日本刀・へし切り長谷部と義元左文字、武田信玄の正宗、井伊直弼の正信でスイカ割りを目論むも?当然却下。
代わりに幕末に無名の日本刀でスイカ割りしていた番組の記憶もあって、選んだよう。
どちらのキーホルダーも、実はネット通販で購入可能なのですが・・・やはり現地で記念として購入することに意味があるので、また行ったら他のものを購入して集めるのも楽しいかも?と感じました。
新東名長篠設楽原PA下りの見所魅力とは?刀女子必見!刀剣レプリカが手に入る?
新東名長篠設楽原PA下りは、上り以上にショッピングエリアが大きくて、私的な一番の見所は、「東海道 みちの市」にある火縄銃と刀剣のレプリカが展示販売されているところ!
真っ先に、寄りました。
刀剣は、2万円前後から購入出来て、一番高いものは9万3千円くらいでした。
頑張れば購入可能な金額に・・・記念にと思ったのですが、部屋に全く合わないのであえなく断念。
すぐ側には、見本の刀剣と火縄銃と織田信長の真っ赤なマント?を自由に使って撮影出来るコーナーがあって、家族連れの方々が思い思いのポーズをとって記念撮影されていました。
鎧もあったのでそれぞれパチリ。
ついでに、刀剣を鞘から武将になったつもりで抜いてみました。
空いていたら、切るマネもしたかったかも?
といっても、狭いスペースだったので、難しかったかもですけどね。
他にも大河ドラマの真田丸関連の真田幸村グッズもあり、織田、徳川、武田の各武将のお膝元定番商品に加えて、長篠設楽原PA限定グッズも各種いろいろなものがありました。
グッズに関しては、上りで刀のシャープペン、伊達政宗と上杉謙信もそれぞれ購入したのですが、下りには織田信長と徳川家康しか見かけなかったような・・・。
人が多くてじっくり見れなかったので、もしかしたらおいてあったかも知れないですし、売り切れていたかもしれないのですが、
上りには武田側のグッズ、下りには織田・徳川グッズと分けておいてある可能性もあるかも?です。
なので、好きな武将のグッズを手に入れるには、上りと下り両方チェックするのがいいかもしれません。
あと、下りにあるドリンクの自動販売機には「長篠合戦図屏風」が自販機6台にわたって描かれていて、お金を投入すると織田信長と徳川家康のセリフが流れます。
自販機の上の兜は織田のもの。
とにかくいろいろ細かいところまで凝ってます。
後、織田信長戦地本陣跡に歩いていけるので、少し登っていかないといけないのですが、
天正3年(1575)5月、織田信長は設楽原の決戦に備え上平井の極楽寺から、ここ茶臼山に本陣を移し指揮をとりました。
全国でも珍しい信長が心境を詠んだ歌碑があります。
「きつねなく 声もうれしくきこゆなり 松風清き 茶臼山かね」
設楽原古戦場いろはかるた「の」
・信長の陣 茶臼山に 歌碑もあり
出典:キラッと奥三河観光ナビ
とあったので、当時に思いを馳せるのもおすすめです。
まとめ
新東名長篠設楽原PA、オープンしたばかりなので今は土日だけでなく平日も賑やかいと思いますが、ランチタイム前後を外した時間帯なら比較的
ゆっくりと寄れるのでは?と思います。
是非、歴史的に有名な場所で当時に思いを馳せながら、時の流れを感じるのもいいのではないでしょうか?