この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
フィギュアスケートのグランプリシリーズも第6戦のアメリカ大会が終わり、グランプリファイナルの出場者が全て出揃いました。
アメリカ大会では宮原知子選手が1位、坂本花織選手が2位という、日本人としても誇らしい結果を残してくれました。
この二人の活躍のお陰で、樋口新葉選手のグランプリファイナルに出場できるというところも、また嬉しいですよね。
そして、来年の2月には、いよいよ平昌オリンピックが開催されます。
日本女子シングルのオリンピック出場枠はたったの2枠なので、その選考基準も気になるところなのではないでしょうか。
そこで、フィギュアスケートの平昌オリンピック選考基準やテレビ放送予定について調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
平昌五輪フィギュアスケートの選考基準や日程は?
それではまず、平昌オリンピックのフィギュアスケートの選考基準について見ていきたいと思います。
選考基準として最も大きな割合を占めるのは、12月21日(木)から始まる全日本選手権の成績です。
また、今シーズンのグランプリシリーズでの成績や、ISU(国際スケート連盟)のランキングなども選考の対象となっているようです。
もう少し詳しく見ていきましょう。
【男子シングル 3枠】
1.全日本選手権大会優勝者を選考する。
2.以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して1名を選考する。
A)全日本選手権大会2位、3位の選手
B)ISUグランプリファイナル出場者上位2名
3.以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、1.2.で選考された選手を含めて3名に達するまで選考する。
A)2のAまたはBに該当し、2の選考から漏れた選手
B)全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
C)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位3名
D)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
【女子シングル 2枠】
1.全日本選手権大会優勝者を選考する。
2.以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、1.で選考された選手を含めて2名に達するまで選考する。
A)全日本選手権大会2位、3位の選手
B)ISUグランプリファイナル出場者上位2名
C)全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
D)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位3名
E)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
また、「オリンピック参加有資格者」であることが前提条件となっていて、日本国籍であること、オリンピックに参加できる年齢を満たしていること、オリンピック候補選手の手続きを済ませていることなどが必須となっています。
平昌オリンピックは、2018年2月9日から25日まで、韓国の平昌にて17日間に渡って開催されます。
出典:公益財団法人日本スケート連盟 2017-2018シーズン フィギュアスケート国際競技会派遣選手選考基準
平昌五輪フィギュアスケートのテレビ放送予定は?
オリンピックの開催地は韓国の平昌ということで、日本との時差はありませんから、深夜から明け方までテレビを見てしまい、寝不足になってしまうといった心配の必要はなさそうです。
フィギュアスケートのテレビ放送については、まだ詳細は分かりませんでした。
オリンピックは基本的にNHKなどで生中継されていますので、情報が入り次第お伝えしたいと思います。
フィギュアスケートの競技日程は次の通りです。
主に、男子・女子シングルに関するものをピックアップしていますので、その他、ペアやアイスダンスの日程については、大会公式サイトをご覧になってくださいね。
【平昌五輪 フィギュアスケート競技日程】
2月9日(金) 10:00~13:25
(団体戦)
男子シングル ショートプログラム
ペア ショートプログラム
2月11日(日) 10:00~14:35
(団体戦)
アイスダンス ショートプログラム
女子シングル ショートプログラム
ペア フリープログラム
2月12日(月) 10:00~13:10
(団体戦)
男子シングル フリープログラム
女子シングル フリープログラム
アイスダンス フリーダンス
2月16日(金) 10:00~14:30
男子シングル ショートプログラム
2月17日(土) 10:00~14:25
男子シングル フリープログラム
2月21日(水) 10:00~14:30
女子シングル ショートプログラム
2月22日(金) 10:00~14:10
女子シングル フリープログラム
2月25日(日) 9:30~12:00
エキシビジョン
出典:平昌オリンピック大会公式サイト PyeongChang2018 Network
テレビ放送予定(生放送)は以下になります。
日程 | 種目(フィギュアスケート) | 放送局 | 放送時間 |
2月9日(金) | 団体 男子シングル SP | NHK BS1 | 9:50~13:25(生放送) |
団体 ペア SP | |||
団体 男子シングル SP | フジテレビ | 10:00~14:00(生放送) | |
団体 ペア SP | |||
2月11日(日) | 団体 アイスダンス SP | NHK BS1 | 9:50~ (生放送) |
団体 女子シングル SP | 日テレ1 | 9:55~14:55(生放送) | |
団体 ペア FS | |||
団体 女子シングル SP | NHK BS1 | 10:50~15:30(生放送) | |
団体 ペア FS | |||
2月12日(月) | 団体 男子シングル FS | NHK 総合1 | 9:30~11:53(生放送) |
団体 女子シングル FS | |||
団体 アイスダンス FS | NHK 総合1 | 12:15~13:25(生放送) | |
2月15日(木) | ペア FS | NHK BS1 | 10:20~13:40(生放送) |
2月16日(金) | 男子シングル SP | NHK BS1 | 9:00~14:30(生放送) |
男子シングル SP | TBS1 | 9:30~15:00(生放送) | |
2月17日(土) | 男子シングル FS | NHK 総合 | 9:50~(生放送) |
2月19日(月) | アイスダンス SP | NHK BS1 | 12:00~(生放送) |
2月20日(火) | アイスダンス FS | NHK BS1 | 11:50~(生放送) |
2月21日(水) | 女子シングル SP | NHK 総合1 | 9:30~(生放送) |
2月23日(金) | 女子シングル FS | テレビ朝日系 | 9:30~14:30(生放送) |
女子シングル FS | NHK BS1 | 9:50~(生放送) | |
2月25日(日) | エキシビション | テレビ東京系 | 9:00~12:54(生放送) |
平昌五輪フィギュアスケートの出場選手や見どころは?
追記:
平昌オリンピック・フィギュアスケート日本の代表選手はいかに決定しました!
[su_note note_color=”#daebf8″ radius=”5″]【男子シングル】・羽生結弦選手
・宇野昌磨選手
・田中刑事選手
【女子シングル】
・宮原知子選手
・坂本花織選手
【ペア】
・須崎海羽選手&木原龍一選手
【アイスダンス】
・村元哉中選手&クリス・リード選手
【団体戦】
MS・・・宇野昌磨選手
PS・・・須崎海羽選手&木原龍一選手
DS・・・村元哉中選手&クリス・リード選手
LS・・・宮原知子選手
PF・・・須崎海羽選手&木原龍一選手
MF・・・田中刑事選手
LF・・・坂本花織選手
DF・・・村元哉中選手&クリス・リード選手
[/su_note]最後に、平昌オリンピックに出場する選手について考えてみたいと思います。
今、最もみなさんが気になっているのは、羽生結弦選手のことではないでしょうか。
グランプリシリーズの初戦となったロシア杯では、多少のジャンプのミスがありながらも2位を獲得して、今後の活躍に期待をされていた羽生結弦選手。
しかし、NHK杯の公式練習で転倒、右足を痛めてしまいNHK杯は欠場を余儀なくされてしまいました。
今は全日本選手権の出場に向けて調整中のようですが、オリンピック選考基準の一つである「全日本選手終了時のISUワールドスタンディング上位3名」にはランクインしているため、もしかしたら全日本選手権も見送るのではないか?とも言われているようです。
選考基準として全日本選手権大会の参加が必須となっているものの、但し書きには、「過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績がある選手が、怪我などの理由でやむを得ず参加できなかった場合は、怪我をする前の成績を選考基準に照らし合わせて考慮することもある。」という一文があるので、この部分に羽生結弦選手が該当する可能性があるのかもしれません。
でも、いくらオリンピック出場資格を満たしていたとしても、羽生結弦選手としては全日本選手権に出場したいという思いは強いでしょうね。
全日本選手権で優勝して、オリンピックに行くんだという周囲へのアピールと、自分自身への明確な証も欲しいと思うのではないでしょうか。
彼のストイックさも魅力の一つですが、まずは体を大事にして欲しいですね。
そして、グランプリファイナルの出場が決まっている宇野昌磨選手も、オリンピックに出場できる可能性が高い選手の一人です。
現段階でのISUワールドスタンディングも羽生結弦選手に次いで2位ですし、総合的に見ても選考基準を満たしているように思います。
残り一枠についても気になるところですが、現段階でのISUワールドスタンディングを見てみますと、17位の田中刑事選手が2364ポイント、28位の無良崇人選手が1851ポイントと、その差が少し開いています。
全日本選手権の結果次第ということにはなりますが、田中刑事選手の方が一歩リードしているのかな、という感じがしますね。
出典:ISU World Standings for Single & Pair Skating and Ice Dance/Men
そして、女子シングルでは、オリンピックの出場枠が2つということで、こちらもし烈な争いになっています。
グランプリファイナルに出場が決まった樋口新葉選手が少し有利な気がしますよね。
今シーズンの樋口新葉選手の演技を見ていても、絶対に勝つという強い意志も感じられますし、大きなミスもなく、勝負強さといった点においてはオリンピックに向いているようにも感じます。
ですが、ISUワールドスタンディングのランキングを見てみますと、宮原知子選手が5位、本郷理華選手が9位、三原舞依選手が12位、わずかの差で樋口新葉選手が13位となっています。
誰が選ばれてもおかしくないといった状況ですが、いずれにしても、全日本選手権の順位が大きく左右してくるのは、間違いありません。
果たして誰がオリンピックに出場できるのでしょうか?
例年に増して緊張感の高まる全日本選手権、注目していきましょう。
出典:ISU World Standings for Single & Pair Skating and Ice Dance/Ladies
まとめ
平昌オリンピックに向けて、フィギュアスケート選手の選考基準やオリンピックの日程についてご紹介してきました。
ISUワールドスタンディングランキングの見方は少し難しいですが、こうして公表されているというのはとても興味深いですし、一目で分かるのは良いですよね。