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クライマックスシリーズとはなんですか?いつから始まったか&ルールも

プロ野球をあまり見ていない方は、どのリーグではどのチームが優勝して、最終的にはどのチームが日本一になったのかというのを把握するのは、なかなか難しいですよね。

ましてや、リーグ優勝していないチームが日本一になっていたりすると、余計に混乱してしまうこともあるかと思います。

なぜ、リーグ優勝をしていないチームが日本一になることができるのでしょうか?

それは、ある時からクライマックスシリーズというものが導入されたからなんです。

クライマックスシリーズってなに?レギュラーシーズンとは何が違うの?と疑問に思っている方のために、ここではプロ野球について詳しくない方でも分かりやすく、クライマックスシリーズについて解説していきたいと思います。

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<h3>クライマックスシリーズとはなんですか?いつから始まったの?</h3>

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それではまず、クライマックスシリーズっていったい何なの?というところから見ていきたいと思います。

と、その前に、レギュラーシーズンについても、少しだけ簡単に説明しますね。

 

プロ野球の歴史を調べてみたところ、年間試合数は常に同じというわけではありませんでした。

参考までに2018年度を例に挙げますと、1球団辺りの年間試合数は、リーグ内対戦の総当たり125試合とセ・パ交流戦の18試合(各3試合×6チーム)を合わせて、143試合となっています。

セ・リーグとパ・リーグで、それぞれ勝率1位となったチームがリーグ優勝となります。

過去には、レギュラーシーズンの最終戦まで優勝チームが決まらないということもありましたが、多くの場合、残り10試合から13試合といった段階で優勝するチームが決まります。

そうなると、優勝を逃したチームは、残り試合をいくら頑張って勝利を重ねても優勝することはできませんよね。

一方、優勝したチームにとってみたら、残り試合をいくら負けてもリーグ優勝には変わりありませんので、日本シリーズに備えて、主力選手を休ませる代わりに二軍の若手選手を起用したり、首位打者や本塁打数の個人タイトルを取らせるための戦略を取ったりすることがあります。

いわゆる、「消化試合」と呼ばれるものですね。

戦略の意図は分かっていても、「消化試合」というのは試合を見ているファンにとっても、それまでのレギュラーシーズンと比べて緊迫感がなく、面白みに欠けてしまうものなんです。

この「消化試合」というのを頭に入れながら、クライマックスシリーズについて見ていきましょう。

クライマックスシリーズが導入されたのは2004年、当初はパ・リーグのみが採用し、プレーオフ制度という形でスタートしました。

このクライマックスシリーズは、リーグ内上位3チームによって行われ、クライマックスシリーズで優勝したチームが日本シリーズに進出することができます。

そのため、リーグ優勝ができなくても、クライマックスシリーズで優勝することで日本シリーズに進出できるので、リーグ内でも2位・3位という順位が重要になってきます。

日本シリーズに進出することができれば、日本一になれることも夢ではありませんので、2位以下のチームも最終戦まで諦めずに全力で戦えばファンも付いてくる、結果、年間を通しても観客を減ることなく集客できるのではないかという期待もあったようです。

するとどうでしょう?

その期待通り、興行的にも成功を収めることができたんです。

そしてパ・リーグでクライマックスシリーズを導入してから遅れること3年、2007年にセ・リーグでもクライマックスシリーズが導入されました。

プレーオフ制度として始まった当初は「ポストシーズンゲーム」という仮のネーミングが付けられていたのですが、一般公募により「クライマックスシリーズ」に決まったということ。

順位表を見ても、リーグ優勝のボーダーラインだけではなく、クライマックスシリーズ進出のボーダーラインも表示されるので、私もプロ野球ニュースを見ていて、4位や5位のチームもあと何勝で3位になれるかも!といった楽しみが増えていると感じています。

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<h3>クライマックスシリーズのルールとは?</h3>

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それでは次に、クライマックスシリーズのルールについて、解説していきたいと思います。

さきほども少し触れましたが、クライマックスシリーズに進出できるのは、各リーグの上位3チームで、各リーグでクライマックスシリーズが行われます。

セ・リーグとパ・リーグ合わせて、クライマックスシリーズが行われるわけではないといったところが、ちょっとややこしいかもしれませんね。

そしてクライマックスシリーズには、「ファーストステージ」と「ファイナルステージ」の二つのステージがあります。

それぞれ順番に見ていきましょう。

【ファーストステージ】

 

ファーストステージでは、リーグ内2位と3位のチームが最大3試合戦い、先に2勝したチームがファイナルステージへ進出することができます。

ファーストステージが行われるのは、上位である2位のチームの本拠地です。

本拠地では後攻めになることから、9回裏に逆転をしてサヨナラ勝ちを収めることができる、試合の主導権を握りやすい、ファンも多くチームを後押ししてくれるなど有利な点が多いため、本拠地で試合ができるのはリーグ2位の特権とも言えるでしょう。

3試合のうち、先に2勝したチームがファイナルステージに進出することができるので、勝敗は2勝1敗でOKです。

ただし、2試合続けてどちらかのチームが2連勝した場合は、3試合目を行わないというルールがあります。

また、次のような勝敗の例外もあります。

●2位のチームが勝ちとなる例外

・1勝1敗1引き分け

・0勝0敗3引き分け

・2戦のうち1勝1引き分けとなった場合は3試合目を行わない

(3試合目に2位のチームが勝っても2勝1引き分け、負けても1勝1敗1引き分けとなるため。)

【ファイナルステージ】

ファイナルステージでは、ファーストステージで勝ったチームとリーグ優勝をしたチームが最大6試合戦います。

ファイナルステージでも同様に、上位であるリーグ優勝したチームの本拠地で試合が行われます。

また、リーグ優勝したチームにはアドバンテージとして1勝が与えられ、この1勝を含めて先に4勝したチームが日本シリーズに進出することができます。

例えば、リーグ優勝をしているチームはすでに1勝のアドバンテージがあるので、6試合中3連勝した段階で4勝となるので、最短3試合で決着が着くということになりますね。

一方、ファーストステージから勝ち上がってきたチームは4勝しなければならないので、まずは1勝してチームに流れを持ってくることが求められます。

勝敗の決め方は、ファーストステージと同様に、引き分けが発生して同じ勝ち数になった場合には、リーグ優勝したチームが勝ちとなります。

そして、セ・リーグとパ・リーグのそれぞれ、ファイナルステージで勝利したチーム同士が日本シリーズで対決し、日本一が決定するという流れになります。

続いて、クライマックスシリーズ全体でのルールについて、簡単にご説明します。

【クライマックスシリーズにおけるルール】

 

●ゲーム差●

クライマックスシリーズは勝利数で決まるので、ゲーム差(勝率)というものはありません。

●延長、引き分け●

レギュラーシーズンと同様に、延長は12回まで。

延長12回をもってしても決着が着かない場合は引き分けとなり、引き分けによる再試合は行われません。

引き分けを含めた勝敗で勝利チームを決定します。

●雨天などによる中止●

クライマックスシリーズには予備日というものが設けられています。

悪天候などで試合が中止になった場合、または試合途中で中止(ノーゲーム)となった場合は、原則として翌日以降に延期されます。

予備日を含めても全試合を開催できなかった場合には、その時点の勝敗を持って勝利チームを決定します。

参考 クライマックスシリーズWikipedia

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<h3>クライマックスシリーズいらない不要と言う人がいるのはなぜ?</h3>

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賛否両論とは良く言いますが、クライマックスシリーズにおいても、本当に必要なの?不要なのでは?という意見もあるんです。

パ・リーグがプレーオフ制度として導入した2004年以前までは、リーグ優勝したチーム同士が日本リシーズで戦っていました。

もちろん、消化試合を減らすという意味では、このクライマックスシリーズは興行成績においても大きな成果を上げているので、決して悪いことではないと思います。

しかし、リーグ優勝したチームは、クライマックスシリーズのファイナルステージで戦うまでに、ファーストステージが終わるのを待たなければなりません。

リーグ戦では移動日などを挟むとはいえ、ほぼ毎日のように試合をしています。

そういった試合の流れも選手の好調に繋がって、連勝にも繋がるということが、シーズンを通して見ていると良くあるんですね。

ですが、リーグ優勝したチームは、その流れがいったん途切れた状態で、クライマックスシリーズのファイナルステージに臨むことになります。

一方、2位と3位のチームは、リーグ戦が終わって間もない期間にクライマックスシリーズのファーストステージを戦います。

つまり、リーグ戦のチームの流れをそのままファーストステージで生かすことができて、そこで勝ち上がった勢いを持って、ファイナルステージに臨むことができるのです。

いくらリーグ優勝したチームとはいえ、しばらく試合がない状態だったチームと、クライマックスシリーズのファーストステージで勝ち上がってきた勢いのあるチームとでは、どちらが有利か?と考えると、なんとなく分かるのではないでしょうか。

実際に、2012年のセ・リーグでは、リーグ2位だった中日がクライマックスシリーズのファーストステージを勝ち上がり、リーグ戦では10.5ゲーム差があった1位の巨人に対してもファイナルステージで勝ち越し、クライマックスシリーズでの勝利を勝ち取りました。

また、パ・リーグでも、2010年のクライマックスシリーズでは、リーグ3位だったロッテが勝ち進み、さらには日本シリーズでも勝利を収めたことから、「下剋上」と呼ばれたロッテの快進撃は当時の話題にもなりました。

こういったことから、リーグ戦でのゲーム差に関係なく、「上位3チームで行われる」ということや、「リーグ優勝したチームが日本シリーズに進出できないのはおかしい」という意見があるのです。

2016年のセ・リーグを見てみても、1位の広島と2位の巨人のゲーム差は17.5、3位の横浜とのゲーム差は19.5もありました。

上位3チームのゲーム差が5.0ゲーム差以内など、実力が近いチーム同士のクライマックスシリーズなら、まだやる意味はあるのかもしれないと思うのですが、これだけゲーム差が離れていると、いくら巨人ファンでも「広島が優勝で文句はない。ここで巨人が勝ってしまっては申し訳ない。」と思ってしまうんですよね。

クライマックスシリーズはアメリカのメジャーリーグを習ったものとはいえ、そもそもメジャーリーグは30球団という「層の厚み」があるからこそ成り立っているのであって、日本の1リーグ6球団のうち3球団がクライマックスシリーズに進めるというのは、層の厚みが薄いのでは?という指摘もあります。

また、クライマックスシリーズを行うことによって、レギュラーシーズンを過ごしてきた実績や結果を無駄にしてしまわないか、そんな心配もされています。

私も長い間プロ野球を見てきているので、応援しているチームがリーグ優勝したら次は日本シリーズだ!と思ってしまうのですが、クライマックスシリーズで敗れてしまうと、一気に野球を見る気を無くしてしまうことがあります。

だったら、クライマックスシリーズでも優勝して日本シリーズに進めば良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そう簡単に試合が進まないのが、野球の面白さであり難しいところでもあるのですよね。

参考 CSは本当に必要か ペナントレース、無にする恐れ日本経済新聞

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<h3>クライマックスシリーズまとめ</h3>

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クライマックスシリーズについては、プロ野球ファン、関係者、それぞれに色んな意見があるかと思います。

リーグ3位のチームが日本シリーズに進出できる可能性があるという意味では、最後まで諦めずに143試合を戦ってクライマックスシリーズに出場することを目指すのも、チームにとって一つの目標にもなるでしょう。

そして、そのチームを応援したいと、球場に足を運ぶファンも多くなり、興行成績の向上に繋がっていることも事実です。

ですが、クライマックスシリーズがあることによって、レギュラーシーズンの内容やリーグ優勝の重みが薄れているように感じることもまた事実。

プロ野球にもビデオ判定が導入されるなど、ルール改正も度々行われるので、クライマックスシリーズについても何かしらの変更があるかもしれません。

私はプロ野球が好きなので、これからもプロ野球全体が盛り上がる、そんな将来に期待したいと思います。