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孫育てを応援するさいたま市の祖父母手帳が話題に!市民以外でも入手可能?

共働きの家庭も多くなり、近年では育ジイ(イクジイ)、育バア(イクバア)という言葉まででてきて、孫育てに積極的な祖父母世代も昔よりも増えてきています。

とはいえ、子育てを祖父母に協力してもらえる反面、昔と今とでは子育てに関する常識がかなり変わってきているので、親側と祖父母側で子育ての仕方で意見のすれ違いや対立することも少なくないようです。

そんな祖父母世代の孫育てを応援するために、2016年の1月、さいたま市では笑顔をつなぐ孫育て「さいたま市祖父母手帳」の無料配布が始まりました。

子供を祖父母に預ける、子供を預かる祖父母という立場なら、どんなものなのか気になりますよね。

どのようなものなのか、内容も含めてお伝えしていきたいと思います。

 

さいたま市祖父母手帳の気になる内容&無料もしくは有料?市民以外は入手可能?

 

さいたま市祖父母手帳に関して、さいたま市のHPではこのように書かれていました。

[su_note note_color=”#badcad” radius=”5″][su_quote cite=”出典:さいたま市HP 孫育てを応援!「祖父母手帳」をご利用ください” url=”http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p044368.html”]「さいたま市祖父母手帳」は、“祖父母や親たちのさまざまな愛情に包まれて子どもたちに健やかに成長してほしい”そんな願いから生まれた冊子です。

祖父母が育児をしていた時に比べ、情報が多く、育児方法が大きく変化している中で、現在の育児法を学び、父母との関係を円滑にするとともに、「地域における子育て」の担い手となるきっかけとするため、さいたま市として初めて、この冊子を発行しました。

わが家の、そして地域の「孫育て」を応援します。[/su_quote] [/su_note]

書かれている内容に関しては、祖父母が孫育てを行うことの親・子供・祖父母それぞれのメリットや、祖父母側親側の上手な付き合い方子育てに関する新常識などなど、可愛いイラストとともに分かりやすく簡潔に書かれていてなかなか直接面と向かって言いづらかったり、聞きづらいことをこの手帳を通してお互いに伝え合うきっかけになるのでは?と感じました。

勿論、直接話し合うことが出来れば1番なのですけれど、第三者からの客観的な指標も時に効果的な場合もあるので、上手に活用するといいのではないでしょうか?

祖父母側からしても、1回言われただけでは今まで染み付いてきた習慣や慣習を変えるのは難しい面もあるかと思うので、時々見直せる小冊子となっている祖父母手帳はいいように感じます。

全ての家庭で役立つかは難しいかもしれませんけど、こういう取り組みはさいたま市だけではなくて、あちこちの自治体でも行われてきているので
全国でどんどん広がるといいですね。

この祖父母手帳の小冊子、さいたま市民には無料で配布されていますし、市民以外でもPDFになっているので、ダウンロードしてプリントアウトすることが出来ます。

さいたま市のHPからもダウンロード出来ますし、以下からも可能です。
出典:祖父母手帳(PDF形式:6,251KB)

ダウンロード可能となっていますけれど、その際以下の注意事項は必ずお守りくださいね。

※「さいたま市祖父母手帳」をさいたま市の許可なく配布したり、改訂したり、
他のサイトに掲示したりすること、及び個人的かつ非商業的な目的以外で使用することを禁じます。

 

さいたま市祖父母手帳の内容、具体的にはどんなことが書かれているの?

 

私自身が特にここはいいと感じたのは、ここが変わった!子育ての昔と今のページ。

だっこに関しては、昔は抱き癖がつくからと良くないとされていたのが、今はだっこは自己肯定感、人への信頼感が育つので抱き癖は気にしなくていいに変わっていたり、授乳に関しても昔は3時間おきにするのがいいとされていたのが、今は母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがったら授乳するように変わっていたり。

細かいことのちがいのようなのですが、子育てでいいと言われること、健康面、発育面、情緒面でよりよい選択を親はしたいと思っているので、祖父母にも分かりやすく伝えたり、祖父母側でも今の子育てはどう変わったのか知ることは、お互いにとってとても大事なのではないかと感じます。

 

孫といっしょに遊ぼうのページでは、昔ながらの祖父母側の子供のころからの遊びを紹介しているページもあり、昔のものでも伝えていきたいものはあるということ、自分も祖母から教えてもらったことを懐かしく思い出したりしました。

 

他にも自治体ならではの孫育てを支えるサービスの紹介など、孫育てで困ったときに役立つのではないかと思いました。

利用する、利用しないは別として、そういうサービスがあるということを知っているかいないかでは全然気持ちの面で違いますからね。

全体的にとてもイラストが多くて、手にとって見やすいと感じました。

 

さいたま市以外でも孫育てを応援?

 

孫育てを応援しているのは、さいたま市だけはありません。

例えば、広島県には、広島県子育てポータルイクちゃんネットという専用サイトがあり、「じぃじ・ばぁばのための孫育て応援ブック」という冊子が発行されていました。

出典:広島県子育てポータルイクちゃんネット じぃじ・ばぁばのための孫育て応援ブック

以下からダウンロード出来ます。
出典:じぃじ・ばぁばのための孫育て応援ブック

 

岐阜県でも、祖父母が孫やその親と良好な関係を築きながら、子育てのより良いサポーターとなってもらうための冊子「孫育てガイドブック」を発行していました。

出典:岐阜子育て応援団HP 孫育てガイドブック 〜孫でマゴマゴしたときに読む本〜

以下からダウンロード出来ます。
出典:孫育てガイドブック 〜孫でマゴマゴしたときに読む本〜

※結構ページ数がありますので、HPからだと項目別からそれぞれダウンロード出来ますので、そちらからの方がいい場合もあるかもしれません。

 

さいたま市の祖父母手帳まとめ

 

さいたま市を含めて、多くの自治体で孫育てを応援する助けになる冊子を含めていろいろな支援サービスがあるので、いろいろ役立てて、上手に活用していくのもいいのではないでしょうか?