この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
4月29日は昭和天皇の誕生日でした。
昭和から平成に時代は変わったのですが、『昭和の日』と名前を変えて残っています。
ですが、明治時代の天皇にも大正時代の天皇にも当然誕生日はあったはず。
なのになぜ『昭和の日』はあるのに『明治の日』や『大正の日』はないのでしょうか。
もしかして、『昭和の日』もいずれなくなってしまうのでしょうか。
これは一大事。
調べてみましょう。
昭和の日は平成が終了したらなくなる?
結論からいうと、平成が終了して次の元号になったとき、『昭和の日』がなくなるかどうかはわかりません。
ただ、今のところ名称は変われど廃止となった国民の祝日はないというのは事実です。
また、昭和天皇が逝去され、GWの中間に当たる今までの天皇誕生日をどうするかとなったとき、このまま国民の祝日として残そうと望む声が大きかったそうです。
そう考えると、『昭和の日』がなくなることはまずないのではないかと個人的には思うところです。
昭和の日があってなぜ大正の日はないの?
昭和天皇の誕生日の名残が『昭和の日』ならば、明治天皇の誕生日や大正天皇の誕生日も『明治の日』や『大正の日』として残っていても不思議ではありませんよね。
なのになぜないのでしょうか。
実は、明治天皇の誕生日は11月3日。
そう。
今は『文化の日』として国民の祝日に定められている日です。
名前は『明治の日』ではないけれど、ちゃんと残ってました。
それは、国民が明治天皇の近代日本の礎を築いた功績を後の世に伝えて行くため国民の休日として残して欲しいと強く望んだからです。
しかし、すべての天皇の誕生日が国民の祝日として残っているわけではありません。
大正天皇の誕生日は8月31日ですが、国民の休日には定められていません。
現在の天皇は第125代目の天皇に当たります。
すべての天皇の誕生日を国民の祝日にするには、無理がありますよね。
天皇の誕生日が元号が変わっても名前を変えて残るというのは、実は希なケースのようです。
昭和の日の由来や意味を子供向けに簡単に解説すると?
もし私が『昭和の日』にはどういった意味があるのか子供に向けて解説するなら、まず昭和という時代がいいことだけではなく悪いこともたくさんあった時代であったと伝えるでしょう。
具体的には、以下のような感じでしょうか。
「『昭和の日』の4月29日は、もともとは昭和天皇の誕生日だったの。
その天皇が亡くなって新しい天皇になった時、今まで天皇誕生日として休みだった日をこれからどうするか話し合いが持たれたのだけど・・・ゴールデンウイークの真ん中だったこともあって、そのまま休日として残して欲しいという意見がたくさん出たのよね。
それで最初『昭和の日』にしようという案が出たんだけれど、昭和の時代は戦争でたくさんの人が犠牲になってたから、『昭和の日』っていう名前に嫌な思いをする人もいるんじゃないかってことで、最初は『みどりの日』っていう名前が付けられたの。
でも、それからも『昭和の日』がやっぱりいいのではないかって意見もあったのね。
なぜかっていうと、昭和の時代は戦争とかいろんな辛い思い出もあったけど、復興するためにみんなが一生懸命頑張ってきた時代でもあったから。
だから、最初は消えそうになっていた『昭和の日』が再び4月29日になったのよ。
それで、4月29日だった『みどりの日』は5月4日に移動したの。」
と・・・そんな風に説明したら、子供にも伝わるのではないかと思います。
まとめ
どうでしたでしょうか。
いずれ『昭和の日』はなくなってしまうのかどうかは、定かではありません。
しかし、明治天皇の誕生日が『文化の日』として残っているのは知りませんでした。
すべての天皇の誕生日が祝日として残るわけではなく、功績を残した天皇だからこそ残っているのですね。