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愛知県名古屋市から電車で30分で行ける秘境があることをご存知ですか?
愛知県と岐阜県の県境に、今は廃線跡地になっているのですが、そこには14箇所のトンネルも存在していました。
愛岐(あいぎ)トンネル群と呼ばれています。
この愛岐(あいぎ)トンネル群、廃線後は市民からも約半世紀もの間忘れ去られていたのですが、2006年に市民の手で発見され、その後1年に2回春と秋に数日間だけ限定公開されるようになったのです。
2018年の春にも数日間限定公開されるので、GWに子供と共に秘境探検に出掛けてみませんか?
2015年秋の愛岐トンネル特別公開の記事はこちら
子供と是非!愛知の紅葉9日間限定公開!愛岐トンネルの駐車場と混雑情報は?
GW愛岐トンネルへ子供と秘境探検?2017春の特別公開期間は?
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愛岐トンネル群の2018年春の特別公開期間は、5月2日(水)~5月6日(日)の5日間になります。
開門:午前9時30分 閉門:午後3時(入場は2時まで)
5月2日(水)~5月6日(日)は丁度GW中なので、普段よりも混雑必至です!
※雨天中止になります。
場所:旧国鉄中央線3号~6号トンネルと廃線跡地約1.7キロの往復(3.4キロ約2時間)の自由散策(公開日以外は立ち入り禁止区域)受付:春日井市玉野町、JR中央線「定光寺」駅下車 上流300m先
見学料:1人 100円(中学生以上・保険料など) ※小学生以下無料
※事前申し込みは必要ありません。
イベント:GW中は、レンガ広場と竹林の2ヶ所でミニコンサートなど開催されます。※詳しくはHPをチェックくださいね。
※弁当・飲料水等の販売もあります。
注意事項:会場周辺には一切駐車場がありませんので、必ず電車をご利用ください。
・ペット入場不可。
・火気厳禁(喫煙は1ヶ所の指定場所のみ)
交通手段:JR中央線「定光寺」駅下車(名古屋駅より約30分)
※無人駅のため、往復きっぷのお買い求めをおすすめします。
主催:春日井商工会議所・春日井市観光コンベンション協会・愛岐トンネル群保存再生委員会
お問い合わせ:愛岐トンネル群保存再生委員会・・・電話080-9492-5458(公開時専用)
詳しくは、HPを参照ください。
NPO法人愛岐トンネル群保存再生委員会HP
たった5日間の公開日以外は立入禁止地域なので、普段は入ることの出来ない秘境も秘境?といえる愛岐トンネル群は、子どもと行けばちょっとした探検です。
秘境探検というだけでワクワクしますね!!!
お子様連れで今まで行かれたことがないなら、是非おすすめです。
秘境探検の地図とも言える公開レイアウトは、以下のページの真ん中より下にありますので、事前にチェックしておくといいです。(※画像は、特別公開時に行くと入場者貰えるパンフレットの見開きになります。)
出典:愛岐トンネル群保存再生委員会HP 愛岐トンネル群公開レイアウト
愛岐トンネル群の魅力や見所とは?
1年に春と秋の数日間だけの公開なのに、多い年で3万人以上も日本内外から入場者が来たという・・・。
その魅力とは何なのでしょうか?
[su_quote cite=”出典:NPO法人愛岐トンネル群保存再生委員会HP” url=”http://aigi-tunnel.org/about_tunnel.html”]「三位一体の魅力」のトップバッターは、やはり赤レンガのトンネル群と廃線路です。トンネルをくぐり鉄道で運んだのは”もの”だけではありませんでした。物を運び、人を運び、夢も涙ものせて運びました。人がトンネルを特別な存在と感じるのは、 トンネルの漆黒を抜けたその向こうに時空を超えた何かがある、と思わせるからかもしれません。
特に、愛岐トンネル群の100年を超えるで赤レンガのトンネルを眺めると、トラックも建設重機もない時代にこうしたものを造り上げた明治の 人々の気概と苦労がしのばれます。トンネルのレンガにそっと手をふれると、明治の人々の心意気が伝わってくるようです。 [/su_quote]
補足ですが、この愛岐トンネル群は、現存する明治期のレンガ製隧道としては国内最多を誇る規模であり、更に経済産業省の「近代化産業遺産 続33」に選定されています。
愛岐トンネルは、明治時代に作られたレンガ積みを基本として一部に石材を併用しています。
廃線になって半世紀という年月を経ても、レンガの崩落がほとんど身受けられず、レンガのが外装・内装も原型のままなので、本当に貴重な財産です。
現在のようなトンネルを掘る道具も技術もなかった中で、明治の職人さん達がここまでの物を現代に残していることに驚きすら感じます。
当時に思いを馳せながら、産業遺産ともなっているトンネルの一つ一つを観察しつつ歩くのも浪漫がありますよね。
子供よりも大人の方が楽しんでしまいそうですが、これからの未来を担う子どもたちにも、日本の職人たちの後世に残る作品とも言えるトンネル群を見せてあげて欲しいなと思います。
トンネル広場や竹林にて、日によって違うミニコンサートも期間中は開催されますので、自然の中での演奏はまた一味違うので楽しまれるといいです。
愛岐トンネル群に出掛けるにあたっての注意や持っていくものとは?
注意事項にもありましたけれど、もう一度
愛岐トンネル群には、JR中央線「定光寺駅」で下りて行くのですが、この駅は普段は無人駅なので、限定公開中は駅員さんが複数人配備されるのですが、入場者数も多いため、往復きっぷを買って行ったほうが乗り降りがスムーズかと思います。
土日祝日は一部快速が停車するのですが、平日は1時間に2本の普通電車が止まるのみなので、早めに行って早めに帰るのがおすすめです。
トンネル内は一部暗いので懐中電灯は持参した方がいいです。
子供には、首から下げる形のLED電灯が、両手が自由に使えて安心かと思います。
後、足元がバラストと呼ばれる石がそのままの場所もあるため、歩きやすくしかも底の厚い靴を履いて行かれるのをおすすめします。
決して歩きやすい道ではないので、両手があくリュックや肩から下げられるバックがいいかもしれません。
トイレも限られていますので、駅で行っておくと往復途中で行かないですむかと思います。
土日祝日には、お弁当の販売があるそうなのですが、お子様連れなら持参したほうが確実かもしれません。
普段とは違う自然豊かな場所で食べるお弁当は、たとえ、おむすび1つでも、なんだかいつもよりずっと美味しく感じるので、凝ったお弁当でなくても十分かと思います。
お子様と行かれる前に、愛岐トンネル群保存再生委員会のホームページに2016年の秋の公開の様子をバーチャル体験がこちらから出来るので、お子様と一緒にみられるといいかもしれません。
出典:愛岐トンネル群保存再生委員会HP 愛岐トンネル群 秋の特別公開 バーチャル体験記2016
他にもHP内にはいろいろな情報がいっぱい載せられているので、事前にチェックしてから出かけるならば、より実際に行った時の楽しみが増えるかと思います。
愛岐トンネル2018春の特別公開まとめ
2018年のGWは、是非お子様と一緒に愛岐トンネルに行かれてみてはどうでしょうか?
春限定5日間だけの特別公開、新緑が綺麗な自然の美しさと、明治のトンネルの職人たちの技術の結晶とも言える遺産を存分に楽しむことが出来ます。