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みなさんは、バレーボールにもポジションがあることをご存知でしょうか?
コートにいる全員が、サーブやアタックを打っていたり、レシーブをしていたり、そんな印象があるかもしれませんが、実は一人一人がポジションを担った上で、チームプレーを行っているんです。
サーブ権が変わるごとに、守備位置もローテーションを行うので、全員の選手のポジションを把握するのはちょっと難しいかもしれませんね。
私も未だに理解していない部分があるので、迷うことが良くあります。
そこで、どのポジションをどの選手が担っているのかを、全日本女子2018のメンバーと照らし合わせながら、分かりやすくご紹介していきたいと思います。
選手のポジショニングが分かれば、もっとバレーボールを楽しく見ることができますので、是非、テレビ観戦の参考にしてみてくださいね。
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バレーボールの試合観戦テレビ放送で見るべきポイントや基礎知識とは?
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バレーボールでのウイングスパイカーの役割は?全日本女子2018該当選手も
それではまず、『ウイングスパイカー』というポジションについて、簡単にご説明したいと思います。
【ウイングスパイカー 略称:WS】
オープントスを打つサイドアタッカーのことで、ネットを正面にして、ライト(右)やレフト(左)の位置でアタックを打つ選手のことを言います。
また、アタックを打つだけではなくレシーブも行うため、オールラウンドな技術が求められるポジションでもあります。
相手チームのサーブをレシーブした選手がアタックを打つ、といった場面が見られるのもそのためですね。
ですがもう一つ、ウイングスパイカーでもライトからの攻撃(アタック)を専門に行う、オポジット(別名:スーパーエース)と呼ばれるポジションもあります。
オポジットの選手を配置するかどうかは、チームの攻め方に委ねられるのですが、全日本の場合だと、男子バレーで使われることが多いようです。
男子バレーは女子バレーに比べてスピードもありますので、レシーブをした後にアタックを打つ姿勢になるのが難しいんです。
そのため、レシーブはせず、攻撃に特化したオポジットというポジションを採用することが多いのではないかなと思います。
オポジットは攻撃力が求められるポジションなので、体力も重要だとも言われています。
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2018年度全日本女子チームのウイングスパイカー
★新鍋 理沙(しんなべ りさ) ★石井 優希(いしい ゆき)
★長岡 望悠(ながおか みゆ) ★野本 梨佳(のもと りか)
★内瀬戸 真実(うちせと まみ) ★堀川 真理(ほりかわ まり)
★高橋 沙織(たかはし さおり) ★鍋谷 友理枝(なべや ゆりえ)
★今村 優香(いまむら ゆうか) ★井上 愛里沙(いのうえ ありさ)
★古賀 紗理奈(こが さりな) ★黒後 愛(くろご あい)
★荒谷 栞(あらたに しおり) ★中川 美柚 (なかがわ みゆ)
※代表選手に選ばれていたとしても、試合に出場できる人数が決まっていますので、必ずしも全試合に出場するとは限りませんのでご注意ください。
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バレーボールでのミドルブロッカーの役割は?全日本女子2018該当選手も
それでは次に、『ミドルブロッカー』というポジションについて、簡単にご説明したいと思います。
【ミドルブロッカー 略称:MB】
ミドルブロッカーは速攻(クイック)と呼ばれる、トスが上がってから素早くアタックを打つ攻撃が求められるポジションでもあり、別名センタープレーヤーとも呼ばれています。
センターからのクイック攻撃もしますが、ブロッカーですので、ブロックの役割も重要なポジションとなります。
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2018年度全日本女子チームのミドルブロッカー
★荒木 絵里香(あらき えりか) ★松本 亜弥華(まつもと あやか)
★岩坂 名奈(いわさか なな) ★奥村 麻依(おくむら まい)
★芥川 愛加(あくたがわ あいか) ★島村 春世(しまむら はるよ)
※代表選手に選ばれていたとしても、試合に出場できる人数が決まっていますので、必ずしも全試合に出場するとは限りませんのでご注意ください。
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バレーボールでのセッターの役割は?全日本女子2018該当選手も
続いて、『セッター』のポジションについて、簡単にご説明したいと思います。
【セッター 略称:S】
セッターは、アタッカーにトスを上げる重要なポジションです。
アタッカーにトスを上げると見せかけてアタックをする「ツーアタック」が打てるのも、このセッターになります。
ライトやレフト、センターへのトス回しが重要で、攻撃の軸となることから「チームの司令塔」とも呼ばれています。
アタッカーにアタックを打ちやすいトスを上げる技術も必要で、レシーブにミスがあっても、いかにアタッカーに良いトスを上げることができるのか、というのがセッターの腕の見せ所でもあり、ゲームも見所でもありますね。
ちなみに、2017年から全日本女子バレーの監督に就任している中田久美さんは現役時代、名セッターとして全日本を牽引してきた一人なんですよ!
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2018年度全日本女子チームのセッター
★冨永 こよみ(とみなが こよみ) ★佐藤 美弥(さとう みや)
★田代 佳奈美(たしろ かなみ) ★宮下 遥(みやした はるか)
※代表選手に選ばれていたとしても、試合に出場できる人数が決まっていますので、必ずしも全試合に出場するとは限りませんのでご注意ください。
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バレーボールでのリベロとレシーバーの役割は?全日本女子2018該当選手も
それでは最後に、リベロとレシーバーのポジションについて、簡単にご説明したいと思います。
【リベロ 通称:L】
レシーブ専門の選手で、チームの中で一人だけユニフォームの色が異なります。
バレーボールでは、コート内にあるアタックラインよりも前方にいる選手を前衛、後方にいる選手を後衛と呼ぶのですが、その後衛にいるセンタープレーヤーと交替をしたり、アタックをしてはいけない、サーブをしてはいけないなど、特殊なルールがあるのがリベロになります。
アタックはしないので、比較的小柄な選手がリベロとして起用されることも多いですね。
セッターがアタッカーに良いトスが上げられるように、サーブレシーブはレシーブが上手いリベロが行うのが好ましいとされています。
[su_note note_color=”#cca6bf” radius=”5″]2018年度全日本女子チームのリベロ
★井上 琴絵(いのうえ ことえ) ★山岸 あかね(やまぎし あかね)
★小幡 真子(こばた まこ) ★中川 有美(なかがわ ゆみ)
★戸江 真奈(とえ まな)
※代表選手に選ばれていたとしても、試合に出場できる人数が決まっていますので、必ずしも全試合に出場するとは限りませんのでご注意ください。
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【レシーバー 通称:R】
レシーブ能力を重視して選ばれたアタッカーで、リベロ登録ではないレシーブ要員です。
リベロを二人同時にコートに入れることはできないので、攻撃ではなく守りを強化するといった場面において、レシーバーを起用することがあります。
2018年度の全日本女子バレーでは、レシーバーのみの選手はおりませんでしたので、割愛させていただきますね。
2018年度全日本女子チームの選手は、こちらを参照しています。
参考 2018年度全日本女子チーム公益財団法人日本バレーボール協会
VリーグのNECレッドロケッツのホームページに、バレーボールの基礎的な簡単なルールと、ポジションやコートの説明などが書いてありましたので、合わせて参考にしてみるとより分かりやすいかもしれません。
参考 ルール紹介NEC SPORTS.NET
バレーボールのポジション名と役割まとめ
バレーボールのポジション名と役割について、簡単にご説明させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
理想的な攻撃は、リベロがサーブレシーブをして、セッターにボールを返し、アタッカーが打つといった形になりますが、それを崩すために、サーブを強く打ったり、レシーブが得意ではない選手を狙ったり、一つのプレーに隠れて色々な駆け引きが行われているのがバレーボールです。
セッターのトスアップも、スピードが速いものであったり、ネットの端から端まで距離があるものだったり、攻撃の仕方も様々なんですよ。
ポジションの役割が分かることで、バレーボールの魅力が一つでも多く伝われば嬉しいです。