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Thank you RED NIGHT & BLACK NIGHT!! See you at next METAL RESISTANCE!! We will be right here!! #BABYMETAL #TOKYODOME #東京ドーム #DOOMSDAY pic.twitter.com/puAApT5rti
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) 2016年9月20日
国内外を問わず、人気を集めているBABYMETAL(ベビーメタル)。
そんなBABYMETALのワールドツアー2016が、9月19日と20日に行われた東京ドーム公演をもって終了しました。
4月2日に、イギリスのウェンブリーアリーナ公演を皮切りに始まったワールドツアー。
世界各地を回りながら、フジロックやサマーソニックなど、日本のフェスにも多数出演したBABYMETAL。
19日は赤い夜(RED NIGHT)、20日は黒い夜(BLACK NIGHT)と題されたツアーファイナルは、どのようなライブだったのでしょう?
幸運にもこの2日間は、会員限定のTHE ONE SEAT(アリーナ席)で見ることが出来た、私の感想をお伝えしたいと思います。
BABYMETAL(ベビーメタル)に関して詳しくはこちら
BABYMETALベビーメタルに関してまとめてみた!会員登録やチケット入手も
BABYMETALベビーメタル東京ドームライブ1日目に参戦した感想!
BABYMETAL、純白の海に沈んだ東京ドームで5万5000人が“THE ONE”に https://t.co/8bqWpmj7B5 #BABYMETAL pic.twitter.com/NXxlV3bt9n
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2016年9月21日
座席は入場時に渡されるチケットを見るまで分からない、会員限定のTHE ONE SEATは更に顔認証システムを使うという徹底ぶり。
どんなステージセットになっているのか、わくわくしながら会場の中へ一歩足を踏み入れると、そこには見たことのない光景が広がっていました。
真ん中に大きな円状のステージ、3方向に伸びている花道。
BABYMETAL(ベビーメタル)のことですし、少しは工夫してくるかも?という予想はしていましたが、こんなに大胆なセットを組んでくるとは思いませんでした。
東京ドームのライブでは、外野のパックスクリーン方向にステージセットが組まれることが多いからです。
そして、規則正しくAブロック、Bブロックと言ったように並んでいるのではなく、4方向にブロック分けされていたアリーナ席。
東京ドームでのライブは何度か来たことがありますが、こういったアリーナ席のブロック分けも初めて見ました。
開演時間が迫り、徐々に埋まっていく座席、高まる緊張。
客電が消えると、東京ドーム公演の趣旨伝える映像がスクリーンに映し出されました。
- 入場時に配られたコルセットは公演中ずっと装着していること。
- 2014年にリリースされたアルバム「BABYMETAL」と、今年新しくリリースされた「METAL RESISTANCE」の全曲を、この二日間に渡って披露されるということ。
- しかし同じ楽曲は二度と繰り返さない。
- MCもアンコールもない。
・・・という上記の内容でした。
一つ一つの説明ごとに湧き上がる歓声、もう待ちきれないと言わんばかりの会場の熱気。
そして1曲目、「Road Of Resistance」のイントロが流れると、客席にはキツネサインが咲き乱れ、曲とともに客席のボルテージも加速していく。
円状のステージの、更に上に設けられたステージに登場したBABYMETAL。
曲の合間にステージに降りて来ていたりと、そのステージの中の仕組みにも興味深いものがありました。
その円状のステージは時に回って、どの方向からもBABYMETALが見えるような工夫がされていました。
日に演奏された曲は、新しいアルバム「METAL RESISTANCE」からの選曲が多く、まだライブで披露した回数も少ないので、歌を歌うSU-METALも見ている客席も、心なしか身構えているような、そんな空気が感じられました。
中でも「シンコペーション」と「Taies of The Destinies]」は生で聞けて嬉しかったですね。
SU-METALがソロで歌う「amore-蒼星-」は、全員がSU-METALに集中して注目しているのを感じましたし、YUIMETALとMOAMETALが歌う「GJ!」は、CDで聞くよりも可愛らしさが倍増していました。
BABYMETALの振り付けは、歌詞に合った動きをしていて、可愛らしいものから素人には到底真似のできないカッコよく高度なものまで幅広くあります。
そのキレのあるダンスパフォーマンスもBABYMETALの魅力の一です。
この日、最後に演奏された「The ONE」では、客席が首に巻いたコルセットがリモート操作により、白く点灯しました。
360度、白い光で埋め尽くされた光景は絶景でした。
BABYMETAL(ベビーメタル)のバックバンドの神バンドに関してはこちら
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BABYMETALベビーメタル東京ドームライブ2日目に参戦した感想!
Frederic Leclercq reviews @BABYMETAL_JAPAN‘s Tokyo Dome shows https://t.co/VWyDrxmwxE pic.twitter.com/rWM0Z06Ymg
— Metal Hammer (@MetalHammer) 2016年9月23日
19日と同じ曲はやらないということで、迎えたこの日。
1曲目、「BABYMETAL DEATH」のイントロが流れると、今日はどこから登場してくるのかと、昨日と同じく上を見ていた人も多かったことでしょう。
実は、私もその一人です。
しかし、私の座席に近い花道の先端から、十字架にくくられたYUIMETALが既に姿を現しているではありませんか。
3つの花道から、それぞれ登場していたんですね。
全てにおいて、昨日とは同じことをしないというコンセプト、さすがだと思いました。
ライブも二日目を迎え、客席も既に温まっていたのでしょう、「DEATH!DEATH!」の叫びと共に、あっという間に会場は一体となっていました。
「META!メタ太郎」での大合唱、初披露となった「Sis.Anger」での盛り上がりも印象的でした。
MCがない代わりに、BABYMETALのライブでは、「紙芝居」と呼ばれる映像が随所に流れます。
いわゆる”MCをするタイミング”に等しいと思いますが、次に演奏される曲に向けてのショートストーリーが流れるのです。
この「紙芝居」はBABYMETALのライブには欠かせないアイテムになっています。
「NO RAIN , NO RAINBOW」はSU-METALがソロで歌う曲で、2014年3月2日に行われた日本武道館公演以来、2回目の披露となりました。
ライブ映像では見たことはありますが、やはり生で聞く歌声と伝わる感情は、鳥肌が立つほど感動しました。
そして、あれだけ歌い上げるSU-METALの歌唱力は、改めて凄いと感じました。
この日、最後の曲となった「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では、客席が首に巻いたコルセットは赤く点灯。
「ヘドバンギャー!!」に続いて「イジメ、ダメ、ゼッタイ」という流れは、ある意味定番とも呼べる流れではありますが、だからこそ、『BABYMETAL』を強く印象付けられました。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の後は、もちろんアンコールはありません。
BABYMETALの3人が各花道を回って歩き、「We Are ?」という問いかけに、「BABYMETAL!」と客席が答えるコール&レスポンス。
終わってしまうのは名残惜しいけれど、最高の時間をありがとう、という気持ちでいっぱいになりました。
終演後、客席から自然と拍手が沸き起こったのも、みんな同じ気持ちだったからでしょう。
BABYMETAL(ベビーメタル)の解散の噂はどうなの?
東京ドーム公演でツアーを終えたBABYMETAL(ベビーメタル)。
今後の活動について解散してしまうのでは?という噂が流れているようです。
東京ドーム公演の最終日に、大きな発表があると期待されていましたが、「キツネ様のみぞ知る」という文字がスクリーンに現れただけでした。
辞めるとも辞めないとも言わないところが、ここでBABYMETALを終わらせず、話題性を継続させるという意味が込められているように感じました。
今のところ、年内の国内での活動予定は発表されていませんが、12月5日から18日まで、イギリスとスコットランドで行われるRED HOT CHILI PEPPERSのツアーに、スペシャルゲストとしてBABYMETALが参加することが決定しています。
それ以降については、「キツネ様のみぞ知る」ということになるでしょう。
手軽にライブが見られない、今、ライブを見られるうちに見ようと思わせるところも、BABYMETALがファンを引き寄せる一つの魅力だと思います。
そのため、1回のツアーごとにしっかりとしたコンセプトがあり、必ずツアー最終日に物語が完結するように作られているのだと感じています。
BABYMETAL東京ドームライブまとめ
BABYMETALの歌やダンスパフォーマンス、神バンドによる生演奏の迫力は、見るものを虜にし、もう一度見たいと思わせる魅力がたっぷり詰まっています。
これからも、もっと進化したライブを見ていきたいので、来年以降も活動して欲しいと思います。