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BABYMETALのSU-METAL聖誕祭、体調不良のためYUIMETAL欠席 #BABYMETAL https://t.co/JhBDJzPhnG pic.twitter.com/PMYM8kZeKR
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2017年12月2日
2017年12月2日と3日、広島グリーンアリーナでBABYMETALのボーカル、SU-METALの生誕祭「LEGEND-S-洗礼の儀-」が開催されました。
12月2日はWEB会員「THE ONE」限定ライブということもあり、チケットが取れなかったという人も多かったようです。
私は幸いにも、WEB会員の2次先行で12月2日のチケットを取ることができました!
ライブで広島に行くというのは初めてだったので、ライブ会場への行き方など、分からないことがたくさんありました。
そこで、ライブの感想と合わせて、遠征時に役立つ情報も合わせてご紹介したいと思います。
ライブ当日にBABYMETALの公式発表があった「YUI-METAL」欠席のお知らせには、本当に驚きました。
YUI-METALがいないBABYMETALは、果たしてどんなライブになったのでしょうか?
2017BABYMETALライブで広島に行ってきた感想!
Thanks for coming to LEGEND -S – BAPTISM XX – in Hiroshima!! #BABYMETAL pic.twitter.com/Zzo3NMdPpR
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) 2017年12月4日
「THE ONE」のチケット先行販売で取れたのは、まさかの12月2日アリーナブロック。
いわゆる、座席のないスタンディングで、BABYMETALではMOSHI’SH PITと呼ばれるところです。
なるべくなら座席指定のチケットが良かったのですが、今回はSU-METALの生誕祭ということもあってチケットも取りづらく、とりあえず行ければ良いという思いでチケットの申込をしました。
1次先行では二日間とも外れてしまったので、だいぶ落ち込みましたが、2次先行で取れたチケットの引換券を握りしめて、いざ広島へ。
ライブ当日には、マスク・ケープ・ネックレスの「三種の神器」の配布がありました。
これは洗礼の儀に参列する礼装なので必ず身に付けるように、という徹底ぶり。
マスクは正直、恥ずかしかったです(笑)
他の人も、後ろ向きに被っていたり、頭に乗せていたりしていました。
開場時間を待つ間、一度ホテルに戻った時に、BABYMETALの公式から「YUI-METAL 体調不良のため欠席」のお知らせがあり、Twitterでもたくさんのファンから励ましのメッセージが溢れていました。
一時は、公演を中止することも検討されていたようですが、すでに広島に来ているファンも多いことや、YUI-METALの意思もあり、予定通り行われることになったのです。
それぞれに色んな思いを抱えたまま迎えた洗礼の儀。
入場時間も押したことから、約20分遅れでライブが始まりました。
今までにない可動式のサブステージも多用していて、私がいた位置からではメインステージは遠かったのですが、サブステージは少しだけ近くで見ることができたので嬉しかったですね。
ライブ中の後ろ姿とか、なかなか見ることができない角度からも見れましたし、SU-METALを横から見たときの体の細さにも驚きました。
オープニングから壮大な演出に圧倒され、祭りと儀式の融合とでも言いましょうか、その堂々としたSU-METALの姿に目を奪われたファンも多かったことでしょう。
しかし、ライブが始まるとYUI-METALの姿はなく、YUI-METALが歌う部分はバンドの音だけが響き渡り、なんとも言えない感情に襲われます。
でも、その一方で、MOA-METALの全力の姿にも胸を打たれ、YUI-METALはいないけれども、BABYMETALには変わりはないんだという気持ちにさせられました。
SU-METALが一人で歌うバラード「NO RAIN NO RAINBOW」では、ヴァイオリンなどの生演奏(ストリングス)やピアノの伴奏もあって、SU-METALが作り出す世界観に感動で視界が歪んだのは、私だけではないはずです。
神バンドも、いつもの白い衣装ではなく黒の衣装で、だいぶ雰囲気が違って見えました。
「ヘドバンギャー!」の間奏あけ、「15(いちご)の夜を忘れはしない」と歌う所を、「はたちの夜を忘れはしない」と変えて歌うSU-METALに会場は大盛り上がり!
「GJ!」や「4の歌」など、YUI-METALとMOA-METALが歌う曲はMOA-METALが一人で歌うことになってしまったのですが、YUI-METALの分はファンが声を出すというような一体感も感じられました。
2時間弱に及んだライブは、洗礼の儀という名に相応しく、ライブと言うよりまるで一つのSHOWを見ているようでした。
MOSH’SH PITでしたが、ブロックの端は比較的安全で、問題なく楽しむことができましたよ。
サークルモッシュをしている人も多かったですが、みなさん慣れているので大きなトラブルもありませんでしたし、スタンド席にはない楽しさがありました。
BABYMETALのライブ遠征で知っておくといいことや役立つ情報とは?
今回のライブのチケットは、コンビニでチケット代金を支払ったときにレジでもらった「チケット引換券」を、ライブ当日に「ブロック指定券または座席指定券」と引き換えるというもので、入場するその時まで、チケットの詳細は分からないという状態でした。
また、THE ONE会員のみが対象のチケットの場合、スマートフォンでTHE ONE会員証を見せる、ということも必要でした。
そのため、「チケット引換券」とスマートフォンの会員証の画面(スクリーンショット可)の両方がないと入場することができなかったのです。
ですが、中には「チケット引換券」を持って行くのを忘れてしまって、当日ライブに参加できなかったという方もいたようです。
そんなことにならないためにも、チケットに関するオフィシャルサイトやメールの注意事項には、必ず目を通しておきましょう。
そして、遠征時に必要なのは、泊まる場所と交通手段ですよね。
宿泊の1週間前や3日前までなどホテルによっても異なりますが、わりと宿泊の直前までキャンセル料がかからない場合もあるので、ライブのチケットを取る前から宿泊先のホテルを確保しておくのが良いでしょう。
ライブは土日で行われることが多いので、観光シーズンと重なってしまうと、余計にホテルの予約を取るのが難しくなってしまうことがあります。
特に会場や最寄り駅から近いホテルはファンも集中しますので注意が必要です。
代表的なホテル予約サイトをご紹介しますね。
同じホテルでも、予約するサイトによって宿泊プランや料金が異なることがあります。
また、予約サイトを経由せず、直接ホテルのホームページから予約する方がお得だったりすることもあるので、気になるホテルが見つかったら、色んな予約サイトで比較してみると良いかもしれません。
遠征は何かとお金がかかるので、少しでも安い方が良いですよね。
結局は、ライブに行って夕飯を食べて帰ってきて、寝るだけの部屋になってしまうので、女性だと最低限のキレイさ・新しさを気にしてしまうかもしれませんが、普通のビジネスホテルでも十分だったりしますよ。
そして、次に大事なのは交通手段ですよね。
今回のライブ会場は広島グリーンアリーナということもあって、関東から広島までは、飛行機か新幹線という選択肢がありました。
しかし、新幹線ですと、4時間くらいかかってしまうんですよね。
今回は、JALのマイルを使うことができたので、飛行機を利用しました。
飛行機だと1時間30分くらいで羽田空港から広島空港に行くことができます。
でも、広島便が少なく、ライブの当日に行くということが、タイムスケジュール的に不可能でした。
広島空港から広島駅まではリムジンバスで約50分、そこから路面電車を利用して、会場やホテルまで約20分かかりました。
関東近郊のライブ会場だと駅まで徒歩5分~15分とか、最悪タクシーで行けば間に合うと思ってしまうのですが、空港から広島市内までリムジンバスで50分というのが、都心のライブ会場に慣れている人からしたら盲点なのではないでしょうか。
遠征には時間に余裕があった方が良いので、私は前日の夜に、広島に向かいました。
飛行機は出発の2か月前、新幹線は出発の1か月前から切符を買うことできます。
航空券や新幹線の切符は、キャンセルができないプランであったり、時間変更などで手数料がかかってしまうので、ライブのチケットを確保してから切符の手配を済ませると良いでしょう。
また、BABYMETALのライブでは、MOSH’SH PITと呼ばれる座席のないスタンディングのチケットが用意されています。
座席のあるチケットであれば、ある程度の手荷物は床や席に置くことができますが、スタンディングの場合はそうはいきません。
最寄りのコインロッカーや会場に設置されているクロークに荷物を預けるか、身軽な格好でライブに参加するようにと公式サイトでのアナウンスもありますし、ある程度は暗黙の了解の部分もあります。
床に荷物を置くのは他の方の迷惑にもなりますので、絶対にやめましょう。
私はMOSH’SH PITに参加するにあたり、前から気になっていたボディバッグを購入しました。
リュックだと少し大きいですし、体にフィットするようなバッグが欲しかったのです。
通販でゆっくり調べる時間がなく、たまたまお店で見て気に入ったものを購入したのですが、偶然にもイタリアの自転車ブランドのものでした。
ボディバッグというと男性ものが多くて、ちょっとどうかな、と思っていませんか?
でも、これならユニセックスなので、女性でも違和感なく持つことができますよ。
出典:T2O ONLINE SOTRE ビアンキ ボディバッグ
私はこのシリーズのグレーを購入しました。
さすがに普段使いだと小さいのですが、ライブにはちょうど良く、ライブ中も邪魔になることはありませんでした。
ライブ用のバッグを持っておくのも良いと思いますよ。
また、ポケットが多いカーゴパンツなども、小銭入れやスマートフォンをポケットに入れることができるのでオススメです。
寒い時期ですとコートが邪魔になったりするので、少し外は寒いのですが、パーカーを羽織り、会場に入ったらパーカーを腰に巻くといった格好が良いと思います。
私がベビーメタル(BABYMETAL)のライブに感じる魅力とは?
それでは最後に、私が感じるBABYMETALのライブの魅力について書いていきたいと思います。
やっぱり、なんといってもSU-METALの歌唱力。
毎回レベルアップしているのを感じますし、安定感のある歌とステージングに、気が付くとぼーっとSU-METALを見ている時があります(笑)
激しいダンスを踊りながらですからね、本当に凄いなって思います。
YUI-METALとMOA-METALの愛らしさもさることながら、3人の息の合ったキレのあるパフォーマンスもライブの魅力ではないでしょうか。
常に真面目な表情をしていると思いきや、曲の合間にはメンバーや神バンドと変顔をしているというのもまた面白いですよね。
もちろん、神バンドの存在も欠かせません。
彼らのサウンドがあってこそのライブだと思いますし、生演奏がなかったらライブに行っていないかもしれない、それくらい私の中では重要なポイントになっています。
アンコールやMCがないというのがBABYMETALのライブの特徴でもありますが、その分、一つのSHOWとしての起承転結があって、限られた時間の中にBABYMETALが凝縮されているようにも感じます。
もはや、アイドルやヘビーメタルといったジャンルの枠組みを超えたBABYMETAL。
新たなMETAL RESISTANCEの幕開けに期待です。
まとめ
BABYMETAL広島公演「LEGEND-S-洗礼の儀-」に行ってきた感想と、遠征時のお役立ち情報や注意点などについてご紹介してきました。
YUI-METALのその後の続報は入ってきていないので、ちょっと心配ですね。
でも、すでに来年の5月にアメリカで行われる「Rock On The Range2018」、6月にイギリスで行われる「Download Festival2018」に出演が決まっているBABYMETAL。
また元気な姿を見せてくれたら良いなと思います。
次回の日本公演はいつになるのでしょうか、待ち遠しいですね。