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ルピシアの紅茶が好きで、お得に購入できる福袋をよく購入するのですけれど、これまでずっと自己流で楽しんでいました。
でも、友人がティーコーディネーターの資格を取るために勉強しているということで、紅茶を美味しく飲むための入れ方や飲み方、保存方法など教えてもらったのですよね。
ちょっとしたことや工夫で味が全然変わって、紅茶の世界の奥深さをしみじみ感じています。
せっかく購入したルピシア紅茶、よりおいしくいただきたいですよね。
友人に教えて頂いたことをお伝えしたいと思います。
ルピシア紅茶の入れ方 美味しく飲むのに大切なのは水選び?
ルピシアの紅茶を美味しく飲みたいと思う時に、大切なことについて友人からのアドバイスを以下にお伝えしていきますね。
紅茶を入れるのに大切なことのひとつは、水選び。
日本の水道水はありがたいことに軟水なので、紅茶の水色(すいしょく)がきれいにでますが、少し渋みがあります。
ただ、抽出時間を守るとそこまで気にならないので、神経質にならなくても大丈夫。
ミルクを入れると渋みも緩和されたりしますので、気になる方はお試しくださいね。
ストレートで飲まれる方が多い日本人には、軟水がおすすめ。
近年、硬水を飲まれる方も増えていますが、硬水はミネラル分が多く紅茶の成分タンニンと結合し、紅茶を入れると水色が黒っぽくみえたりしますが、渋みは軽くコクがあるようです。
(紅茶大国イギリスでは一般的に硬水なので硬水で紅茶を入れますが、ミルクティが主流なので水色はあまり気にならないそう。)
どちらの水で入れるかはお好みですが、日本の一般的な水道水の軟水が手軽でいいのではないかと思います。
※ 水色(すいしょく)というのは、お茶の業界で使われている業界用語で、お茶を煎れた時の色のこと。
ティーカップで紅茶をいただく時、カップの内面は白がおすすめ。
茶葉によってオレンジがかっていたり、黄色味がかっていたり紅茶の水色(すいしょく)がとてもきれいで透明感があり、目でも楽しませてもらえますよ。
友人から、紅茶を入れる水を選ぶことが美味しく飲むために大切なこと、と上記のことを教えてもらって改めて考えさせられました。
何となく軟水の方が美味しいのかな?と軟水のミネラルウォーターで紅茶を入れて飲んでいたのですけれど、汲みたての空気をいっぱい含んだ水道水が最も適しているとのこと。
カルキ臭が気になる場合は、よく沸騰させるもしくは、浄水器や製水機で入れるとより美味しくなります。
紅茶の楽しみは味だけでなく、入れた時の茶葉によって違うそれぞれの微妙は色合いも楽しみの一つなのですよね。
紅茶の色も楽しむなら軟水の方が綺麗に出るので、ストレートで飲む時は特に軟水をお勧めします。
ただ、軟水の場合は成分が一気に出てしまうため、茶葉の量や蒸らす時間(抽出時間)を加減しないと渋みが強く出ることがあるので、紅茶それぞれのパッケージに書かれている入れ方手本どおりに忠実に入れるようにしましょう。
では続いて、具体的なルピシア紅茶のリーフやティーバッグそれぞれの入れ方(ホット&アイス)をお伝えしてきますね。
ルピシア紅茶(リーフ)の入れ方 ホットの場合
まずは、紅茶(リーフ)のホットの入れ方からお伝えしていきますね。
〇 紅茶(ホット)のいれ方
水道水の汲みたて(空気をたっぷり含んでいるので)の水を沸騰させポコポコしだしたら直後に止め、陶磁器か銀製のティーポット、ガラス製のティーサーバーなどを(鉄製以外)温めるために沸騰したお湯をまず注ぎましょう。
そして、すぐにポットのお湯をカップに注いで温め、そのお湯を捨てます。
温めたポットに適量の茶葉を入れ、沸騰したてのお湯(100℃)を勢いよくそそぎ、蓋をして茶葉にジャンピングをさせましょう。
(ジャンピングをさせることにより茶葉が開き、余すことなく紅茶をいただけますよ。)
抽出時間がきたら速やかにティサーバーで茶葉をこしてカップにそそぎます。
紅茶はポットでそそぐとき、最後の一滴までそそぐのがよいとされ、その最後の一滴を(ゴールディンドロップ)と言いありがたがられているのですよ。
もし紅茶が余ったら茶葉につけておかず、すぐに別のポットかカップにそそいでおくと渋みがでるのを防げます。
ティーコジーで保温をすればなお良いですね。
紅茶をいれるには、まずポットやカップに沸騰したお湯を注いで温めておく!ということがポイント!
美味しい紅茶をいれるには、温度を下げないことが大事なんですよね。
ほんの少しの手間ですけれど、ポットやカップを温めるというひと手間が美味しく紅茶を飲む秘訣なのですよ。
そして、茶葉によって抽出時間(蒸らす時間)に微妙に違いがありますから、ルピシア紅茶のパッケージに書かれている浸出時間を目安にするといいです。
好みもありますので、濃すぎたら浸出時間を短く、薄いと感じたら浸出時間を長くして自分なりの好みの味を見つけていきましょう。
ルピシア紅茶(リーフ)の入れ方 アイスの場合
続いて、紅茶(リーフ)をアイスで楽しみたい場合の入れ方をお伝えしますね。
〇 紅茶(アイス)の入れ方
《水出し紅茶》
1リットル用の茶こし付きのハンディクーラーに茶葉10グラムと汲みたての水(汲みたての浄水器の水もよい)を1リットル入れ、冷蔵庫で8時間ほど置き茶葉を取り出していただきます。
保管する場合は、冷蔵庫で24時間以内を目安に飲み切ってください。
《お湯出し紅茶》
ホットで飲む場合の2倍程度の茶葉で紅茶を入れ、抽出時間になったら茶葉をこし、すばやく氷がたくさん入ったグラスサーバーに勢いよくそそぎ入れスプーンマドラーでかき混ぜます。
粗熱がとれ常温程度になったら氷を抜き、別のポットに入れておきます、これがアイスティのベース。
すぐ飲む場合は氷を入れ、アイスティベースを入れて好みの濃度と温度で楽しんでください。
透明感のあるきれいな水色(すいしょく)になっていますか?
もしクリームダウン(透明感がない)になっていたら少し熱いお湯を加えると透明に戻ります。(茶葉のカテキンとカフェインが冷える過程で結晶化するため)
茶葉のジャンピングは見ているのも楽しいので、ガラス素材で丸みをおびたポットならより一層楽しめますよ。
鉄製のポットやカップを避けるのは、紅茶の成分タンニンと鉄製の鉄が反応し、濁った水色になってしまうから。
茶葉の量は、大きい茶葉と小さい茶葉とでは抽出時間が異なります。
ルピシアの紅茶には、ひとつひとつに(茶葉の量、お湯の温度、浸出時間)が書いてあるので目安にしてくださいね。
ルピシア紅茶(ティーバッグ)の入れ方 ホットの場合
ホットをカップで淹れる場合は、カップを温め湯を捨てて、沸騰したてのお湯を注ぎましょう。
この時、ティーバッグを先に入れるか、後から入れるか決まりはありませんのでお好みでいいと思います。
蓋をして蒸らし、抽出時間になったら速やかにティーバックは捨てましょう。
カップの蓋がないときはソーサーで蓋をしてもルール違反ではありません。(最初は少し驚きましたが。。)
ホットをポットで淹れる場合は温めたポットに人数分のティパックを用意し、人数分の湯を沸騰したてでそそぎ、蓋をして時間になったらティパックを取り出し、人数分の温めたカップにそそぎます。
紅茶がポットに余った場合は、ティーコジーで保温しましょう。
ルピシア紅茶(ティーバッグ)の入れ方 アイスの場合
アイスにする場合は、ホットで飲む2倍のティパックを使いながら、いつものようにポットで紅茶を作りましょう。
別にもう一つ、紅茶を一気に冷やすことのできるグラスサーバーがあれば、アイスティーが美味しくキレイに仕上がりますよ。
たっぷりの氷を入れたグラスサーバーに先ほどの紅茶を一気にそそぎ入れ、スプーンマドラーなどで軽くかき混ぜ、ある程度の熱が取れたら(常温くらいの温度)別のガラスポットに入れておきましょう。(アイスティーのベース)
すぐに飲む場合は、グラスに氷を入れて先ほどの紅茶を入れ好みの濃度、温度にします。
もしちょっと透明感がないと感じたら少量の熱湯を入れてみてください、透明感が戻ると思いますよ。
ティーバッグは、フルリーフの茶葉と違って、カットしてあったり粉砕してあるので、紅茶液が出やすくなっていて抽出時間は短めです。
ルピシア紅茶の保存方法はどうしてる?乾燥剤は必要?
茶葉の保管には湿度、温度、光、酸素、臭いの5つの要因に注意が必要なので、できる限り高温多湿、直射日光を避けた冷暗所で保存していただきたいと思います。
またルピシアの紅茶は賞味期限は2年程なので、できれば賞味期限内には飲み切りましょう。
特に開封したものは乾燥している茶葉とはいえ、風味などが少しずつ減ってしまいますし劣化も少しずつ進みますので、適正な保存方法の上、3ヶ月以内には飲み切るようにしたいです。
やはり鮮度がいい方がより美味しくいただけると思いますので、購入の際には飲む量に応じて購入された方がいいかもしれません。
保存するにはティキャディ(缶)もいいですし、アルミパックでしたら空気を抜いて茶バッチでしっかり閉めて保管して、なるべく早めに飲み切るようにしてください。
また開封した茶は、冷蔵庫や冷凍庫の保管は移り香や結露などによりあまり適してはいません。
賞味期限が過ぎてもまったく飲めなくなるものではありませんが、どうしても口にしたくないなどの場合は、冷蔵庫に入れて冷蔵庫内の消臭に使用してはいかがでしょうか。
これらの保存をする限りでは乾燥剤は必要ないかと思います(返ってにおいが紅茶についてもいけませんので)。
どうしても入れたい場合は、茶葉用に使える脱酸素剤を使用するといいかと思います。
友人後日談。
先日、あるお店のメニューに(ブラックティー)というのがありました。
「ブラックティーって何?」と聞いたところ、日本でいうストレートティー。
ストレートティーとは書かず、ブラックティーと書いてあるのはオーナーのこだわりなのでしょうか。
そのお店ではブラックティーには、イングリッシュブレックファーストを使っているとのこと。
ちなみにイギリスでは、ストレートティと言わずブラックティーと言うそうです。(硬水のせいで紅茶の色が黒っぽくみえるということかららしいです)
ルピシアの紅茶の入れ方(リーフ・ティーバッグ)まとめ
ルピシアの紅茶の美味しい入れ方をお伝えしてきました。
紅茶を入れる水から最適なものを選ぶこと、ポットやカップを温めておくこと、沸騰したての熱々のお湯で抽出することなどなど、本当にちょっとした手間をかけるだけで美味しくなるのですよね。
同じ茶葉でも、選ぶ水によって、茶葉の量や抽出時間によっても味が変わってきます。
茶葉もいろんな種類があるので、いろいろ試して自分の好みの味を見つけてみてくださいね。