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フィギュアスケートの衣装どんな時に減点になるの?過去の事例や理由も!

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フィギュアスケートにはいろいろなルールがあります。

その中には衣装に関するルールも含まれているのですけれど、衣装でも減点されることがあるのをご存知でしたか?

減点というと、ジャンプやステップといった演技のミスがすぐに浮かぶと思うのですけれど、衣装でも減点対象になり、実際に減点されたケースが過去にもあるのです。

これを知っておくと、よりフィギュアスケートを楽しく見ることができる、フィギュアスケートのちょっとした豆知識としてご紹介しますね。

 

フィギュアスケートの衣装どんな時に減点になるの?ルールは?

 

フィギュアスケートには、ジャンプやステップといった演技のミス以外でも、減点されることがあります。

それは何か?というと、「衣装」です。

フィギュアスケートの衣装は、男女問わず、華やかで煌びやかでとても素敵なものが多いですよね。

でも、その「衣装」にも、実はちゃんとしたルールがあるんです。

ここでは、フィギュアスケートの衣装のルールについて、簡単にご紹介していきたいと思います。

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【フィギュアスケート 衣装のルール】

・過剰な露出や、裸を連想させるような衣装は禁止。

・小道具を用いてはならない。(エキシビジョンではOK!)

・男子は長ズボンを着用すること。タイツのみといった格好はNG。

・男子はわき毛が見えてはいけない。(シースルーの衣装から見えてしまうのは、隠しているという意思が見られるためOKなんだそうです。)

・衣装の一部が氷上に落下した場合は減点対象となる。

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ジャッジがルール違反だと認めた場合は、ジャンプを転倒したときと同じ、1.0の減点をされていまいます。

衣装の一部が氷上に落下した場合も、同じく1.0の減点です。

露出部分が広いとか、肌色の布の部分が多くて裸を連想させるというのは、あくまでジャッジの主観になってしまうので、曖昧なところもあるようです。

フィギュアスケートは、ジャンプやステップ、スピンなどの演技項目にはそれぞれ基礎点があって、出来栄えによってプラスマイナスされた得点を合算していきます。

選手たちは、マイナス評価にならないように、0.1点でもプラス評価になるように、という気持ちで練習を重ねて演技をしています。

その点差によって、表彰台に上れるかどうか、さらにはメダルの色にまで影響してきますから、衣装による減点というのは大きなウエイトを占めているんです。

常に選手たちが気を付けているからこそ、滅多に衣装による減点というのを見ることはないのですが、全くないということでもないんです。

過去にはどんな衣装による減点がされたのでしょうか?

もう少し詳しく見ていきたいと思います。

参考 フィギュアスケート 演技の演出的要素Wikipedia

 

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フィギュアスケートの衣装で減点された過去の事例や理由!男性編

 

まず、男子選手から見ていきましょう。

2012年の全日本選手権において、高橋大輔選手の衣装に付いていた羽が氷上に落下するということがありました。

演技のラスト、スピンを行っている最中に落ちてしまったんです。

意図的ではないのに減点されてしまうのは、ちょっと悔しいですよね。

また、2016-17シーズンでは、アメカのマックリス・アーロン選手がタイツを着用しているということで、減点を受けてしまったことがあります。

男子の場合、足の筋肉も凄いですし、長いパンツを履いていても太もものあたりはパツパツに見えるときがあります。

しかも、衣装が黒いとタイツなのかパンツなのか、見分けがつかないこともありませんか?

見分けるポイントとしては、足首なんだそうです。

マックス・アーロン選手は、足首までフィットしている衣装を着ていたので、タイツだと認定されてしまったのではないかと言われています。

足首にゆとりがあるものはタイツではないので大丈夫なのかも、というコメントを見て、私もなるほどなと思いました。

そして、これは衣装ではないのですが、2013-14シーズンまで歌入りの曲を使うことは禁止されていました。

2011年の世界選手権、フランスのフローラン・アモディオ選手は、歌入りの曲は禁止されていると分かっていながら、東日本大震災に見舞われてしまった日本へのエールとして、歌入りの曲を流して演技をしました。

当然のことながら、1.0点の減点がありましたが、フローラン・アモディオ選手の心遣いにとても感動したのを覚えています。

 

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フィギュアスケートの衣装の規定とは?値段はいくらぐらい?

フィギュアスケートの衣装で減点された過去の事例や理由!女性編

 

では、女子選手はどうなのでしょうか。

背中が広く開いていたり、胸元が大きく開いているように見せる衣装って、結構多いと思いませんか?

元々、なぜこのような過剰な露出はいけないというルールができたのかと言うと、1984年サラエボオリンピックと1988年カルガリーオリンピックの2大会連続で金メダルを獲得したカタリナ・ヴィット選手が、現役時代に羽の付いた被り物をして、ハイレグの衣装で登場したことが波紋を呼び、問題視されたのだそうです。

また過去には、ロシアのユリア・ザウター選手は、背中からお尻にかけてバイオリンをデザインした衣装(背中とお尻の部分は肌色の布)が、過剰な露出と判断され減点されたことがありました。

最近では、2016年に本郷理華選手が衣装による減点がありました。

一見、過剰な露出のようには見えなかったのですが、ジャッジにはそのように判断されてしまったようです。

そして、減点対象となるのは、こうした衣装だけではないんです。

みなさんも、手袋をしている選手を見たことはありませんか?

2016年の全日本選手権で、白岩優奈選手が片足を持ち上げてスピンをしたときに、そのハプニングは起こりました。

両手で左足を持って上に上げようとしたとき、タイツのフックに手袋が引っ掛かり、手袋が完全に抜けて落下してしまったのです。

髪飾りなどの装飾品も落ちてしまうと減点されてしまうので、手袋や髪飾りを付けている選手を見ると、心配になってしまいます。

ジャンプで転倒をしていないのに、全体の得点からの減点1.0があった場合、それは衣装による減点かもしれません。

 

フィギュアスケートの衣装の減点に関するまとめ

 

フィギュアスケートの衣装のルールについて簡単にご紹介してきました。

参考になりましたでしょうか?

衣装に関する減点というと女子だけのようにも思いますが、意外に男子の選手でもコスチュームエラーで減点されることがあるようです。

これからフィギュアスケートの大会を観戦する際には、是非、衣装にも注目してみて下さいね。