この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
3月29日から開催されるフィギュアスケートの世界選手権にさきがけ、3月15日から19日かけてフィギュアスケート世界ジュニア選手権が行われました。
ここでは、女子シングルにスポットを当てて、結果とその内容をレポートしていきたいと思います。
日本からは、本田真凜選手、坂本花織選手、白岩優奈選手が出場しました。
そしてロシアからは手を上げながらジャンプをするのが特徴のアリーナ・ザキトワ選手も出場して、その得点にも注目が集まりました。
果たして、誰が金メダルに輝いたのでしょうか?気になるその結果は?
また、放送を見逃してしまった方のために、無料で視聴できるフジテレビオンデマンドのサイトもご紹介しますので、最後まで見ていってくださいね。
フィギュアスケート世界ジュニア選手権2017の結果!女子編
それでは、フィギュアスケート世界ジュニア選手権、女子シングルの結果をお伝えします。
[su_note note_color=”#f6bfbc” radius=”5″]1位 アリーナ・ザキトワ 208.60点2位 本田真凜 201.61点
3位 坂本花織 195.54点
4位 イム・ウンス 180.81点
5位 白岩優奈 174.38点
[/su_note]なんと、2位と3位に日本人選手が入りました!素晴らしいです!
珍しいことに、1位から5位までは、ショートプログラムの順位のまま最終結果に繋がるという形になりました。
ショートプログラムが終わった段階では、1位のアリーナ・ザギトワ選手と2位の本田真凜選手との得点差はわずかに2.23点でしたが、最終結果では7点差もつけられてしまったということで、フリープログラムでの差が大きく出てしまったようです。
しかし、表彰台に上った3選手は、シニアでも引けを取らない高得点にとても驚きました。
来シーズンからはシニアに上がるだろうと言われている選手たちですから、シニアの争いも更に過熱していきそうです。
そしてもう一人、ロシア勢で注目されていたポリーナ・ツルスカヤ選手は、思うように得点が伸びず10位という結果に終わってしまいました。
フィギュアスケート世界ジュニア選手権2017の感想!日本代表選手の演技は?
地上波でのテレビ放送があったようなのですが、見逃してしまったのでオンデマンドで確認をしました。
放送から7日間は無料で視聴できるサービスがあるので、見逃してしまった方はぜひご覧になってみてくださいね。
無料で視聴ができるのはフジテレビオンデマンドで、視聴期間はショートプログラムが3月25日の23:59まで、フリープログラムは3月26日の23:59までとなっています。
それでは、日本人選手の演技を振り返っていきましょう。
まずは2位の本田真凜選手。
昨年の世界ジュニア選手権では銀メダルを獲得していて、日本史上初の2連覇がかかっていたのですが、残念ながら叶えることはできませんでした。
あの浅田真央選手も羽生結弦選手も、世界ジュニア選手権2連覇というのは達成していなかったんですね。
ショートプログラムでは、3つのジャンプ要素も完璧に決めて、ステップでもレベル4を獲得するなど、本人も納得の演技となりました。
フリープログラムでも全ての演技要素を完璧に行い、自己ベストを更新する133.26点をマーク、キス&クライでの歓喜の涙と、2位という結果での悔し涙が印象的でした。
本田真凜選手についてはこちら
本田真凜は衣装も私服&制服姿もかわいい?家族で父も兄弟もスケート選手?
続いて、3位の坂本花織選手。
ショートプログラムは全日本ジュニア選手権を制したという自信もあってか、力強いジャンプを次々に成功させて、とても安定感のある演技だったと思います。
フリープログラムでは最終滑走という緊張もある中、ヴァイオリンの曲に合わせた柔らかい演技が光っていました。
ノーミスで獲得した自己ベスト、そして銅メダル、来シーズンの更なる活躍に期待ができそうですね。
坂本花織選手についてはこちらも
四大陸選手権2017に宮原知子選手が欠場の理由は?代わりの選手はだれ?
そして、惜しくも表彰台を逃してしまった5位の白岩優奈選手。
ショートプログラムは大きなミスがなく、冒頭のトリプルルッツ+トリプルトウループのコンビネーションジャンプも素晴らしかったです。
フリープログラムでは、3つのジャンプで回転不足があって、基礎点を確実に取れなかったことが得点に響いてしまいました。
また、腰を痛めているということで、背中のテーピングも痛々しかったですね。
来シーズンは体も万全な状態で臨んで欲しいと思います。
フィギュアスケート世界ジュニア選手権2017の感想!ザギトワ選手は別格?
前評判の高かったロシアのアリーナ・ザギトワ選手は、桁違いといった感じでした。
ショートプログラムもでは、ほとんどのジャンプやステップ、スピンの演技要素のGOEと呼ばれる出来栄え点で1点以上の加点が付いているんです。
さらに、ショートプログラムとフリープログラムともに基礎点が1.1倍となる演技後半にジャンプを持ってくる演技構成で、確実に得点を重ねることができたんですね。
演技後半のジャンプは、基礎点が1.1倍となるというメリットはありますが失敗のリスクも伴いますので、これを実践できる選手も少ないのです。
ですが、それをやってのけてしまうのがアリーナ・ザギトワ選手なんですよね。
今年の5月に15歳になるということから、来年の平昌オリンピックに出場するための年齢制限もクリアできるということで、日本人選手のみならず、世界の選手にとっても大きな存在になることでしょう。
全てのジャンプも高難度にも関わらず、軽々と飛んでしまうところが凄いですよね。
フリープログラムにいたっては、トリプルルッツ+トリプルループという難易度の高いコンビネーションジャンプを演技後半に飛んで、基礎点が1.1倍の12.21点にGOEでプラス1点という、一つのジャンプで13点も取っているんですよ。
このジャンプだけで、他の選手を引き離しているといった感じですよね。
また、ジャンプだけではなく、スピンの軸の安定感と回転速度の速さも素晴らしいものがあります。
ショートプログラムでは、ただ一人70点越えの70.58点、フリープログラムは138.02点という圧倒的な強さを見せたアリーナ・ザギトワ選手。
これからどんな選手になっていくのでしょうか。
楽しみでもあり、恐ろしくもある、そんな選手なのではないかと思っています。
ザギトワ選手についてはこちらも
ザギトワはロシアジュニアで1番の美人?アニメオタクでユーリ好き?
まとめ
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権といえども、トップ選手たちのレベルの高さには本当に驚きました。
どの選手も、ジュニアっていう感じがしなくて、このままオリンピックの出場選手になるのではないかと思うほど。
シニアの選手たちも、脅威に感じているのではないでしょうか。
さぁ、次はいよいよシニアのフィギュアスケート世界選手権です。
宮原知子選手は、まだ怪我が完治していないということから、欠場することが発表されました。
オリンピックの出場枠がかかっているこの大会、日本人選手の順位に注目が集まります。